
かんじんかなめたび かなめです。
2024年11月にICN第2ターミナル国際線「KALプレステージクラスラウンジWEST」を利用しました。ラウンジの料理を全部、写真付きでご紹介。
🧭 KALラウンジWESTの場所と営業時間

仁川国際空港ターミナル2には、KALのラウンジが「EAST」と「WEST」の2か所に設けられています。今回紹介する「WEST」は、出国審査後、右手側(GATE 249〜250方面)へ進んだ場所にあります。KALラウンジEASTに比べてやや奥まった位置にあり、人通りが少ないためか、落ち着いた雰囲気が漂っているのが特徴です。

入口は少し控えめな印象ですが、KALのブルーのロゴが目印になっていて、近づくとすぐにそれとわかります。自分が訪れたときも、周囲は静かで、ラウンジ内に一歩足を踏み入れた瞬間からほっと一息つける空気に包まれていました。
営業時間は、午前6時から深夜0時まで(06:00〜24:00)となっています。仁川空港は24時間体制のハブ空港ですが、KALラウンジWESTはこの時間帯での運営となっており、深夜や早朝便の前に利用する場合は注意が必要です。
EASTラウンジよりも利用者が少なめな印象があり、自分は「静かに過ごしたい」「ゆっくりと旅支度を整えたい」というときにWESTを選ぶようにしています。実際、旅の前に軽食をとりながら、静かなソファで搭乗までの時間をゆったり過ごせる環境が整っていました。

このラウンジは、同じターミナルにあるもう一方の「EAST」と雰囲気も少し異なりますので、旅のスタイルや気分によって使い分けてみるのもおすすめです。WESTは「静けさ重視派」にぴったりの空間だと感じました。
🛂 利用条件は?上級会員やビジネスクラス搭乗者に開かれた空間
この「KALプレステージクラスラウンジ WEST」は、大韓航空の上級会員やビジネスクラス利用者に限定された、いわば特別な空間です。自分はスカイチームのエリートプラス会員として今回このラウンジにアクセスしましたが、やはり“選ばれた人だけが入れる”という感覚が少しだけ背筋を伸ばしてくれるような、そんな特別感がありました。
具体的な利用条件としては、以下のような方々が入室可能です:
- 大韓航空ビジネスクラスの搭乗者
- スカイチーム加盟航空会社のビジネスクラス搭乗者
- スカイチーム・エリートプラス会員(当日スカイチーム便利用者)
- 大韓航空の「モーニングカームプレミアム」会員
- 提携カード会社の特典による入室(ただし時期や契約内容により異なる)
プライオリティパスなどの汎用ラウンジパスでは入ることができませんので、そこは注意が必要です。一般の「KALラウンジ」と名のつくラウンジの中にはプライオリティパスで利用できるところもありますが、このプレステージクラスラウンジは、あくまで大韓航空が誇るフラッグシップ的な位置付けのラウンジ。そのぶん、サービスや空間の質も格段に高い印象です。
なお、同行者の入室に関しては、エリートプラス会員が同伴者1名まで無料で入室させることができます。自分は今回ひとり旅だったのでその恩恵は受けませんでしたが、家族や友人との旅ではありがたいポイントになるかもしれません。
🚶 アクセス方法は?搭乗ゲートからの動線もスムーズ
KALプレステージクラスラウンジ「WEST」は、仁川国際空港第2ターミナルの制限エリア内、出国審査を終えてすぐのところに位置しています。
このラウンジの場所は、具体的には搭乗ゲート248番付近にあり、エスカレーターを上った4階にあります。正直、初めてだと少し迷いそうになりますが、空港内の案内表示に「Prestige Class Lounge」と英語で明示されているので、そちらを目印にすると迷うことはありませんでした。自分も最初はちょっと緊張しながら歩いていましたが、表示に従って行くとすんなり見つかりました。
荷物検査や出国手続きで時間がかかったとしても、ラウンジまでは10分もあれば十分に辿り着けるので、出発直前まで安心して過ごせるのも嬉しいポイントです。仁川空港は広大な造りですが、このラウンジの導線は意外なほどわかりやすく、スカイチーム上級会員にとってはまさに“ストレスフリーな空港体験”を支えてくれる存在だと感じました。
ラウンジの様子と雰囲気 ✨
KALプレステージクラスラウンジWESTに一歩足を踏み入れると、まず感じるのは明るさと開放感です。インテリアは韓国らしい洗練されたモダンデザインで、落ち着いた色調の白や黒を基調とした家具が並び、高級感と快適さのバランスがとれた空間になっています。

座席は、個人のプライバシーを重視したパーテーション付きのソロシートや、グループで利用しやすいテーブル席など、用途に応じて選べるのが嬉しいポイントでした。出発前の時間にこうして一息つける場所があるというのは、本当にありがたいです。
ラウンジ内はWi-Fiが完備されており、速度も申し分ありません。ビジネスマンらしき利用者がPCを広げて作業をしている姿も多く見かけました。また、各座席にはコンセントやUSBポートが備えられているので、スマホやノートPCの充電も安心です。長旅の前にデバイスのバッテリーをしっかり確保できるのは、個人的にかなり重要なポイントです。

混雑状況ですが、自分が訪れたのは午後の時間帯で、利用者はそこそこおり、席は半分ほど埋まっていました。時間帯によってはさらに混雑することもあるようでした。
仁川空港の中でも広さと設備がしっかりしているKALラウンジEASTは、「ただ休む」だけでなく、「過ごす」ことを楽しめる場所でした。自分にとっても、旅のスタートにふさわしいラウンジ体験となりました。
了解しました。それでは、内容を「名物のセルフビビンバ飯」を主軸に据えて、記事を書き直してみます。
名物のセルフビビンバで満たされるひととき 🍚🇰🇷
最も印象に残ったのは、やはり名物のセルフビビンバ飯です。このラウンジに立ち寄るなら、ぜひ一度は食べてみてほしいメニュー。軽食というより、ちょっとした“韓国の味体験”ができる嬉しいサービスです。

ビビンバコーナーには、白ご飯の横にたっぷりのナムル、そぼろ肉、キムチ、もやし、青菜、海苔などが並び、自分で好きな具材を選んで盛りつけるスタイル。

最後にコチュジャンをお好みで加えて、全体をぐるぐる混ぜて食べれば、もう気分は完全にソウルローカルです。

実際に作ってみると、その自由度が楽しく、旅の高揚感をさらに盛り上げてくれました。味もかなり本格的で、ラウンジで食べるものとしては驚きのクオリティ。

コチュジャンのピリ辛が効いていて、疲れた体にじんわり染み渡ります。





他にも、韓国ならではのプルコギやチヂミ、チャプチェといったホットミール。しっかりと温められていて、味もラウンジ飯にしては十分に美味しいと感じました。プルコギは柔らかく甘めの味付けで、日本人の口にもよく合いました。




ビビンバ以外にも、パスタ、スープ、パン、サラダバーなど洋食系のメニューも並んでおり、国際線のラウンジらしい多国籍な品ぞろえが嬉しいところ。



ピリ辛の味付けをしている、もちもち食感のトウモロコシでした。

スープ2種類


一応、パンもありました。


デザートも揃っています。







大人の時間を楽しめる、本格バーの存在感 🍸✨
思わず足を止めてしまう場所がありました。それが、本格的なバーカウンターです。ラウンジにバーがあると聞いてはいたものの、ここまでしっかりとした造りのバーが用意されているとは想像していませんでした。

カウンターには、スタイリッシュなバーテンダーが立っており、まるでホテルのラウンジバーのような落ち着いた雰囲気が漂っています。照明も柔らかく、大人の空間といった印象です。ビールやワインだけでなく、ウイスキー、ジン、ウォッカ、カンパリなど、さまざまなスピリッツが並び、希望すればカクテルもその場で作ってくれるという贅沢さ。トランジット中とは思えない優雅な時間が流れます。

自分は、あまりアルコールに強くないほうなのですが、この雰囲気に引き込まれて、スッとカウンターに腰かけてしまいました。お願いしたのは、バーテンダーおすすめのジントニック。クラフトジンを使ってくれて、レモンの香りが爽やかな、旅の疲れをすっと溶かしてくれるような一杯でした。

周囲を見渡すと、静かに読書をしている人や、スーツ姿でスマートに飲んでいるビジネスマンもいて、なんとも大人な空間。ラウンジというより、ひとつの上質な社交場にいるような気分になります。セルフサービスのドリンクも便利ですが、こうして人が作ってくれる一杯には、また違った満足感がありますね。

KALラウンジは、韓国らしさを感じられるビビンバのような食事の魅力もありますが、この本格バーの存在があることで、ラウンジ全体が一段と高級感ある空間として際立っているように思いました。
つまみのドライフルーツやクラッカー

数は少ないものの、チーズもあります。

クッキー2種類

もちろん、コーヒーやソフトドリンクも豊富に揃っており、フライト前のリラックスタイムにぴったりです。

紅茶はトワイニングでした。


ジュースは甘くて、自分は少し苦手でした。

長旅の疲れを流す、快適なシャワールーム 🚿✨
長時間のフライトや乗り継ぎの合間、さっぱりとリフレッシュできる環境があるかどうかは、自分のような一人旅にとっては大事なポイントです。このラウンジには、男女共用のシャワールームが複数設置されており、受付で申し込めば利用できます。混雑状況にもよりますが、自分が訪れたときはすぐに案内されました。

シャワールーム内はとても清潔で、白を基調とした落ち着いたデザイン。天井からのレインシャワーに加え、手持ちのシャワーも完備されており、水圧も申し分ありません。思わず長風呂してしまいそうなほど快適でした。

シャンプーやボディソープも完備でした。

アメニティも充実していて、歯ブラシセット、シェービングキット、綿棒、ヘアドライヤーなど、必要なものはひと通りそろっています。



タオルも大判でふかふか。ラウンジの中にあるシャワールームとは思えないほど、快適なバスルーム体験ができました。搭乗前にさっと汗を流しておくと、飛行機の中でも気持ちが軽くなりますし、何より気分が整います。
😴 究極の癒やし空間、スリーピングルームで深呼吸
KALプレステージクラスラウンジ「WEST」の中で、ひときわ嬉しかったのがスリーピングルームの存在です。出国後の静かな空間で、しっかり横になって休める場所があるというのは、長距離フライトや深夜便を控えている人にとって、本当にありがたい設備だと感じました。
このスリーピングルームはラウンジの奥の方、少し人通りが少なくなる場所に設置されており、遮音性の高い個室型のリクライニングスペースが数部屋用意されています。スタッフの案内が必要になるわけではなく、空いていれば自由に使えるスタイルで、利用者にとってとても気軽な印象です。
実際に部屋の中を覗いてみると、照明はかなり落とされていて、足元灯だけがやさしく灯っているような状態。静かに呼吸するだけでも癒やされる、そんな雰囲気に包まれています。座席はフルフラットではありませんが、深くリクライニングできるチェアが設置されており、体を横にできるというだけで心身ともにリラックスできると感じました。
自分は長時間の乗り継ぎ時間がありましたので、爆睡することができました。カーテンやパーテーションでしっかり区切られているため、プライバシーも保たれ、周囲の視線を気にせず自分だけの時間に没頭できるのが魅力だと思います。
また、空調の効き具合も絶妙で、肌寒くもなく、蒸し暑くもない――まさに“ちょうど良い”を追求した空間設計がなされていると感じました。耳栓やアイマスクの配布こそありませんでしたが、スリーピングルームにふさわしい静寂と照明のコントロールがなされているため、そういったアイテムがなくても十分に快適に過ごせそうです。
KALラウンジ「WEST」のスリーピングルームは、単なる休憩スペースというよりも、体と心を回復させる“癒やしの場”としての完成度が高い設備だと思います。次回利用する機会があれば、迷わずまたここで仮眠を取り、心地よい状態で搭乗ゲートへ向かいたいと思える、そんな特別な空間でした。
まとめ
自分のようにスカイチーム上級会員であれば、ビジネスクラスに搭乗していなくてもこのラウンジを利用できるのは非常に大きなメリットです。仁川空港を経由する旅の際には、積極的に活用したくなるラウンジだと感じました。
全体として、設備・食事・雰囲気の三拍子がそろった優秀なラウンジ。韓国のフラッグキャリアらしい「控えめながらも誠実なおもてなし」が詰まっていて、自分にとっては満足度の高い滞在となりました。

自分は長旅の中で乗り継ぎ時間も長かったので、スリーピングルームで生き返りました。
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