広州・白雲国際空港T2【Premium Lounge】ラウンジレビュー プライオリティパス使用可【2024年12月】

ラウンジ
かなめ
かなめ

かんじんかなめたび かなめです。

2024年12月に広州・白雲国際空港(CAN)のPremium Loungeを利用しましたので、ご紹介。

【基本情報】ラウンジの場所・営業時間

Premium Loungeは広州・白雲国際空港(CAN)第2ターミナルの国際線エリアにあり、出国審査と保安検査を通過後の制限エリア内、搭乗ゲートに向かう途中の左手にあります。24時間営業のため、深夜便・早朝便の際にも利用しやすく、トランジットや出発前のひとときを快適に過ごすことができます。施設はやや奥まった位置にあるため、見落とさないように案内表示を確認しながら進むのがおすすめです。

【入室条件】誰が利用できる?

Premium Loungeは、プライオリティパス、LoungeKey、DragonPassなどの会員サービスを通じて利用可能です。ビジネスクラス以上の搭乗客や一部航空会社のステータス保持者も対象ですが、今回はプライオリティパスを利用して入室しました。混雑状況によっては、同伴者や一部のカード利用者の入室が制限されることもあります。

【ラウンジ内の雰囲気】静かな空間?賑やか?

夕方の時間帯に訪れた「Premium Lounge」は、静かで落ち着いた雰囲気が印象的なラウンジでした。私はソファタイプの座席に腰かけ、搭乗までのひとときをゆったりと過ごしました。運よく隣の席に座っていたのが、なんと同じくマイル修行中の日本人の方。自然と話が弾み、互いの修行ルートや効率の良い乗り継ぎ方法など、リアルな体験談を情報交換することができて、予想外に充実した時間になりました。

こうした出会いも、空港ラウンジならではの楽しみかもしれません。ラウンジ内は終始落ち着いており、静かに談笑できる環境が整っているのも大きなポイントです。ビジネスパーソン風の利用者が多かった印象で、大声で話すグループや子ども連れの利用者はほとんど見かけませんでした。

食事もいただきましたが、それについてはまた後述します。いずれにせよ、食事や会話を楽しみながら、リラックスして過ごせる空間として、このラウンジは自分の好みに合っていました。派手さはないものの、旅の合間にホッと一息つける場所として、記憶に残る滞在となりました。

【フード&ドリンク】提供内容をチェック

プレミアムラウンジで特に印象的だったのが、やはりヌードルバーの存在です。

カウンター形式で設けられた「Noodle Bar」では、スタッフにオーダーすると、その場で熱々の麺を調理してもらえます。メニューには

牛腩粉(牛バラ肉入り米粉麺)

猪扒出前一丁(ポークチョップ入り出前一丁)

鱼片伊面(白身魚のせ伊府麺)

牛丸乌冬(牛肉団子入りうどん)

虾云吞面(エビワンタン麺)

餐蛋公仔面(目玉焼きとハム入りインスタント麺)

と、広東ならではのラインナップが並んでいました。どれも地元の味を気軽に味わえる内容で、空港ラウンジとは思えない本格的な味わいが楽しめます。自分が訪れたときも、多くの利用者がヌードルバーの前に集まり、好みの麺を注文している様子が見られました。やはり温かいものをその場で作ってもらえるというのは、旅の疲れを癒やすうえでも非常にありがたいポイントです。

もちろん、麺料理だけではありません。ビュッフェ形式のカウンターにも、炒飯、焼きそば、野菜炒めなどの中華料理が並び、種類は豊富。

個包装のパンやフルーツ、小袋入りのお菓子といった軽めのメニューも用意されており、どんな時間帯でも満足できる内容となっていました。

中華圏らしい食文化の豊かさを感じられる点でも、このラウンジのフードは非常に評価できます。

ドリンク面でも、このプレミアムラウンジは一味違います。特筆すべきは、専用のカフェカウンターにバリスタが常駐している点。セルフ式のコーヒーマシンとは異なり、こちらではエスプレッソやカプチーノ、ラテなどをその場でリクエストし、プロの手で丁寧に淹れてもらうことができます。香り高くまろやかな味わいのラテは、ラウンジでのひとときを格上げしてくれる存在でした。

また、冷蔵ケースには缶ビールや各種ソフトドリンク、水なども揃っており、こちらはセルフで自由に取るスタイル。紅茶や中国茶のティーバッグも複数種類用意されており、温かいお茶で落ち着いた時間を過ごすこともできます。

さらに、夕方以降にはアルコール類も提供されており、簡単なバースタイルのサービスも。ワインやウイスキーなどを楽しむ利用者の姿も見られ、フライト前に少しゆったりとした気分を味わうにはぴったりの空間です。

シャワールーム:利用可能だが、混雑時は注意が必要

広州白雲国際空港ターミナル2の「Premium Lounge」には、シャワールームが完備されています。長時間のフライト前にリフレッシュしたい方や、乗り継ぎの合間に汗を流したい方にとって、非常にありがたい設備です。

ただし、利用には注意点があります。シャワールームは数に限りがあり、特に混雑する時間帯やピークシーズンには待ち時間が発生する可能性があります。また、清掃やメンテナンスのために一時的に利用できない場合もあるため、時間に余裕を持って利用することをおすすめします。

全体として、Premium Loungeのシャワールームは、旅の疲れを癒やすための便利な設備ですが、利用時の混雑や制限事項に注意しながら、計画的に活用することが大切です。

Wi-Fi・設備:日本人旅行者も安心の接続環境

広州白雲国際空港ターミナル2の「Premium Lounge」では、無料Wi-Fiサービスが提供されています。ラウンジ内では、快適なインターネット接続が可能で、メールチェックやSNSの利用、動画視聴などもスムーズに行えます。

Wi-Fiの接続方法については、空港全体で提供されている「AIRPORT-FREE-WIFI」ネットワークを利用する場合、SMS認証またはユーザー名とパスワードによる認証が必要です。SMS認証では、日本を含む220以上の国と地域の電話番号が対応しており、日本の携帯電話番号でも問題なく接続できます。5時間無料Wi-Fiを利用できるとのことです。

(airport-guangzhou.com)

ラウンジ内のWi-Fi速度に関する具体的な数値は確認できませんでしたが、一般的にラウンジのWi-Fiは高速で安定しているとされています。ビジネス利用や動画視聴など、さまざまな用途に対応できるでしょう。

また、ラウンジ内には電源コンセントやUSBポートが備え付けられており、スマートフォンやノートパソコンの充電も可能です。快適な作業環境が整っているため、出発前の時間を有効に活用できます。

全体として、「Premium Lounge」は、日本人旅行者にとっても使いやすい設備が整っており、安心して利用できるラウンジと言えるでしょう。

使ってみた感想

広州白雲国際空港の「Premium Lounge」を利用してみて、自分としては全体的に満足度の高いラウンジだったと感じました。ヌードルバーや中華料理のコーナーでは、種類豊富とはいえないまでも、温かい料理がいただけるのはありがたい点です。絶賛するほどの味ではありませんが、プライオリティパスで利用できるラウンジとしては十分合格点。特にヌードルバーでは注文を受けてから作ってもらえるスタイルで、できたてを楽しめるのがうれしいですね。

座席は広めのソファタイプが多く、照明もやや控えめで、全体的に落ち着いた雰囲気が漂っていました。夕方の時間帯に訪れましたが、利用者も比較的少なく静かで、出発前の時間をゆったりと過ごすにはちょうどいい空間でした。マイル修行の途中で偶然居合わせた日本人の方と情報交換ができたのも、思わぬ収穫のひとつです。こうした一期一会の出会いもラウンジならではの楽しさかもしれません。

豪華さや最新設備を求める方には少し物足りないかもしれませんが、機能的で使い勝手の良いラウンジという印象で、自分にとっては「また使いたい」と思える場所でした。

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