
かんじんかなめたび かなめです。
2024年11月にICN第2ターミナル国際線「KALプレステージクラスラウンジEAST」を利用しましたので、ご紹介。リラクゼーションルームが最高です。
KALプレステージクラスラウンジ EASTの基本情報 ✈️
仁川国際空港第2ターミナルにあるKALプレステージクラスラウンジ EASTは、大韓航空が誇る上級ラウンジのひとつです。自分が訪れたのは、まさに出発ゲートに向かう途中、ふと右手側に見えてきたこのEASTラウンジ。広々としたガラス張りのエントランスが印象的で、入る前からちょっとした高揚感を感じさせてくれました。

このEASTラウンジはコンコースの東寄り、メインセキュリティエリアを抜けた後に右側へ進んだところにあります。主に東側ゲート(201~247番付近)を利用するフライトの搭乗者にとってアクセスしやすい場所です。フライトのゲートによって、EASTかWESTを選べるというのは、仁川空港ならではの便利なポイントです。
ラウンジの営業時間は毎日午前7時から午後11時まで。フライトのピークタイムに合わせてしっかり対応しており、早朝便や深夜便の利用者にも安心の設計です。ちなみに、自分が利用したのは夕方頃でしたが、チェックインから搭乗までの空き時間をここでゆっくり過ごすことができ、とてもありがたかったです。
次は、このラウンジを利用するための条件について詳しくお伝えしていきます。スカイチームの上級会員としての特典、意外と知られていないポイントもあるので、これから利用を検討している方にはぜひ読んでもらいたいです。
利用条件について詳しく解説 ✈️
KALプレステージクラスラウンジ EASTを利用するには、いくつかの明確な条件があります。自分はスカイチームの上級会員(スカイチーム・エリートプラス)としてこのラウンジを利用しましたが、誰でも気軽に入れる場所ではない分、「選ばれた人だけの空間」という特別感があります。

まず、このラウンジのメインの利用対象は、大韓航空またはスカイチーム加盟航空会社のビジネスクラス搭乗者です。ビジネスクラスの搭乗券を持っていれば、クラスのステータスに関わらずアクセス可能です。
さらに、スカイチーム・エリートプラスの会員資格がある場合、エコノミークラスに搭乗する場合でも入室が可能になります。つまり、自分のようにエリートプラス会員であれば、ビジネスクラスにアップグレードされなくても、この落ち着いた空間をしっかり楽しむことができるのです。ただし、この場合は同じフライトに搭乗する1名まで同行者の入室が可能ですが、同行者もスカイチーム便でなければならないなど、細かい制約があるため要注意です。
また、クレジットカード系の「ラウンジアクセス特典(プライオリティパスなど)」ではこのラウンジは利用できません。そのため、よくある「カードでなんとなく入れるラウンジ」とは一線を画す存在です。ラウンジの質を維持するためにも、利用者を絞っているのだと感じました。
ちなみに、他の航空会社が運営する共用ラウンジとは違い、このKALプレステージラウンジは大韓航空が直接運営しており、そのためサービスや設備、空間デザインにもしっかりとしたブランド統一感があります。空港のラウンジといっても、運営会社によって雰囲気や内容が大きく異なるので、こうした「自社ラウンジ」の存在は大きな魅力だと感じます。
自分は今回、仁川発の大韓航空国際線エコノミークラスを利用しましたが、スカイチーム・エリートプラスのおかげでラウンジアクセスが可能となり、搭乗前のひとときを快適に過ごせました。やはりこの資格を持っていると、旅の質がグッと上がります。空港での過ごし方ひとつで、その日の旅の印象が大きく変わることを改めて実感しました。
ラウンジへのアクセス方法 🚶♂️
KALプレステージクラスラウンジ EASTへのアクセスは、仁川国際空港ターミナル2を利用する人にとってはとてもスムーズです。アクセスに迷うことは一切なく、案内表示もわかりやすかったです。

具体的には、出国審査を抜けて免税店エリアに出たあと、ゲート268番方面へ向かって歩いていくと、右手側にラウンジの入口が現れます。エスカレーターで上階へと上がる構造になっており、ラウンジ自体は一段高い位置にあります。ちょっとした「秘密基地」感もあって、気分が高まる導線でした。
アクセス面で言えば、空港全体がとても整備されているため、表示を見ながら進めば迷うことはありません。さらに、案内スタッフも多く配置されており、英語や日本語での対応も可能だったので、海外の空港に慣れていない人でも安心だと思います。

個人的には、このアクセスの良さとラウンジにたどり着くまでの導線のスムーズさが、旅のストレスを大きく軽減してくれると感じました。搭乗までに余裕を持ってラウンジに入り、心身ともにリフレッシュしてから機内に乗り込む――そんな理想的なフライト前の過ごし方が、ここでは実現できると思います。
ラウンジの様子と雰囲気 ✨

KALプレステージクラスラウンジ EASTに一歩足を踏み入れると、まず感じるのは明るさと開放感です。大きな窓からたっぷりと自然光が差し込み、広々とした空間が広がっていました。インテリアは韓国らしい洗練されたモダンデザインで、落ち着いた色調の木目とグレーを基調とした家具が並び、高級感と快適さのバランスがとれた空間になっています。

座席は、個人のプライバシーを重視したパーテーション付きのソロシートや、グループで利用しやすいテーブル席、そして窓際には飛行機を眺めながらくつろげるカウンター席など、用途に応じて選べるのが嬉しいポイントでした。出発前の時間にこうして一息つける場所があるというのは、本当にありがたいです。

ラウンジ内はWi-Fiが完備されており、速度も申し分ありません。ビジネスマンらしき利用者がPCを広げて作業をしている姿も多く見かけました。また、各座席にはコンセントやUSBポートが備えられているので、スマホやノートPCの充電も安心です。長旅の前にデバイスのバッテリーをしっかり確保できるのは、個人的にかなり重要なポイントです。
混雑状況ですが、自分が訪れたのは午後の時間帯。利用者はなかなか多く、相席になるシートもあったようです。
ラウンジ内には新聞・雑誌コーナーや、軽く仮眠できそうなリクライニングシートのエリアもあり、乗り継ぎ時間や早朝便の前後にも快適に過ごせそうです。スタッフの対応も丁寧で、にこやかに挨拶をしてくれる姿が印象的でした。
仁川空港の中でも広さと設備がしっかりしているKALラウンジEASTは、「ただ休む」だけでなく、「過ごす」ことを楽しめる場所でした。自分にとっても、旅のスタートにふさわしいラウンジ体験となりました。
🍚 自分好みに仕上げるセルフビビンバと、本格的なバーで乾杯
KALプレステージクラスラウンジ「EAST」でまず目を引いたのは、韓国らしさ満載のセルフビビンバステーションでした。

「WEST」と同様ですが、韓国料理の代名詞ともいえるビビンバを、自分で好きなように盛り付けられるというスタイルは、旅行者にとって嬉しい体験です。しかも、そのトッピングの種類がとても豊富。ナムル類、甘辛い牛肉そぼろ、目玉焼き、コチュジャン、そして白ごはんがきちんと温かい状態で用意されていて、まるでホテルの朝食ビュッフェのような品ぞろえでした。

自分もさっそくトレイを手に、いろいろな具材を好きなだけ盛って、特製のコチュジャンを添えて完成。全体をよく混ぜてから一口食べたときの、甘辛い味わいと野菜のシャキシャキ感、白ごはんのもっちりとした食感が絶妙に絡み合って、「これぞ韓国!」とテンションが上がりました。ラウンジでこんな本格的な韓国料理が楽しめるのは、さすがKALの本拠地である仁川空港だと実感します。

他にも、サラダなどの洋食が並びます。






キムチのチヂミ、美味しかったです。



辛ラーメンの食べ放題は特徴的。
デザートです。




一方、ドリンクコーナーもかなり充実していて、特に印象的だったのが専任のバーテンダーが常駐するバーエリアです。

通常のラウンジではビールやワインがセルフで置いてあるだけということも多いですが、ここではしっかりとしたバーカウンターが設けられており、カクテルやスピリッツ、ワインなどをその場で注文できます。


ビールは「ステラ・アルトワ」や「TERRA」とちょっと珍しいブランドがあり、セルフサービスで好きなだけ注ぐことができます。

アルコールを飲まない方のために、ジュースやソフトドリンクも揃っていて、炭酸水やトニックウォーターも冷えた状態でスタンバイ。


セルフのコーヒーマシンも設置されており、エスプレッソやカフェラテも楽しめる仕様になっていました。



豆はスターバックスのものが3種類楽しめます。
EASTラウンジの魅力は、単に腹を満たすというだけではなく、“韓国らしい食体験と上質なひととき”を提供してくれることにあると思います。旅の途中でちょっとした贅沢気分を味わえる――そんなラウンジでした。
ラウンジのシャワールームの有無とアメニティについて
「EAST」にもシャワーはあるようでしたが、「WEST」で使ってしまったので、入室しませんでした。

🛌 静寂に包まれたリラクゼーションルームで心と体を休める
長時間の移動やトランジットが続くと、やはりどこかでしっかりと身体を休めたいと感じる瞬間があります。そんなとき、KALプレステージクラスラウンジ「EAST」のリラクゼーションルームは、自分にとってまさに理想の場所でした。

このエリアは、一般的な座席スペースから少し奥まった静かな場所に設けられており、照明も落ち着いたトーンに設定されています。音楽も控えめで、静寂の中にほんのりと漂うアロマの香りが印象的でした。まるでホテルのスパラウンジのような空間で、一歩足を踏み入れるだけで自然と肩の力が抜けていくような感覚がありました。
中にはリクライニングチェアや足を伸ばせるシートが複数設置されており、それぞれのスペースが程よく区切られているため、他の利用者を気にせず自分だけの時間に集中できます。読書や仮眠にぴったりなこの空間では、実際に横になって眠っている方の姿もちらほら見受けられました。照明も時間帯に応じて微調整されているようで、心地よい暗さが睡眠を誘ってくれます。

暗かったため、ブレてしまいましたが…。
自分もここで少し横になりながら、目を閉じてリラックスする時間を過ごしました。ベッドタイプの仮眠室とはまた違い、完全に横にならずとも深いリラックス状態に入れる空間として非常にありがたい存在です。
旅の途中でこのような落ち着ける空間があることは、本当に心強いです。仁川空港を利用する際には、ぜひこのリラクゼーションルームで心と体を休めて、次のフライトに向けて英気を養ってみてください。自分にとっても、また使いたいと思えるとても価値のある空間でした。
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