
かんじんかなめたび かなめです。
2024年11月台北・桃園国際空港(Taipei Taoyuan International Airport)国際空港の「China Airlines Dynasty Lounge(チャイナエアライン ダイナスティラウンジ)」を利用しましたので、ご紹介。
🗺️ ラウンジの基本情報(場所・営業時間)
自分が訪れたのは、台北・桃園国際空港(Taipei Taoyuan International Airport)のターミナル1にある、チャイナエアラインのラウンジです。正式名称は「China Airlines Dynasty Lounge(チャイナエアライン ダイナスティラウンジ)」。スカイチームの主要メンバーであるチャイナエアラインが自社運営するこのラウンジは、同ターミナルのエアサイド、出国審査後すぐのエスカレーターを上ったフロアにあります。

外観はガラス張りで、スタイリッシュな印象。入口にはゴールドに輝くチャイナエアラインのロゴが掲げられており、そこをくぐると、静かで洗練された空間が広がります。ラウンジ内は広々としており、窓からは滑走路が望める造りになっていて、飛行機好きにはたまらない眺望です。
営業時間は毎日 5:30〜23:30(フライトスケジュールによって前後する場合あり)。早朝便から深夜便まで幅広く対応しているため、トランジットで立ち寄る利用者にとっても使い勝手が良いです。
空港内にはチャイナエアラインのラウンジが複数あり、ターミナル2にも存在しますが、自分が今回訪れたのはターミナル1にある国際線出発用のラウンジです。利用者層も多国籍で、ビジネスマンからバックパッカーまで幅広い層がリラックスして過ごしている様子が見受けられました。
このラウンジの魅力は、チャイナエアラインならではの「台湾らしさ」がふんだんに取り入れられている点にもあります。内装に木材や間接照明が多く使われており、どこか温もりを感じさせてくれる雰囲気。静かで落ち着いた空間の中で、次のフライトまでのひとときをゆったりと過ごすことができます。
🎫 利用条件と入室資格
チャイナエアラインのダイナスティラウンジを利用するには、いくつかの条件を満たす必要があります。自分は今回、スカイチーム・エリートプラス(SkyTeam Elite Plus)としての資格で入室しました。このステータスを持っている場合、エコノミークラスで搭乗していても、出発空港が国際線であればラウンジ利用が可能です。自分のように複数の航空会社を利用する旅好きには、非常にありがたい特典です。

このラウンジを利用できるのは、主に以下の利用者です:
- チャイナエアラインまたはスカイチーム加盟航空会社のビジネスクラス搭乗者
- スカイチーム・エリートプラス会員(同日中のスカイチーム便に搭乗予定であること)
- 一部のクレジットカード会員や有料利用者(混雑状況による)
ただし、プライオリティ・パスやラウンジキーなどのラウンジアクセスプログラムでは、このラウンジは基本的に利用できません。あくまでチャイナエアラインやスカイチーム系ステータスに基づく入室資格が中心です。
受付では搭乗券とステータスカードの提示が求められ、本人確認後に入室可能となります。今回はターミナル1のチャイナエアライン国際線に搭乗するため、スムーズにチェックインし、迷うことなくラウンジに案内されました。
また、同伴者についても条件があります。スカイチーム・エリートプラス会員は1名までの同行者を無料で同伴できますが、ビジネスクラス搭乗者が同伴者を入室させるには、追加料金が必要になる場合があります。混雑状況によっては同伴が断られることもあるため、事前の確認がおすすめです。
全体的に、ラウンジの利用基準は「やや厳しめ」という印象です。その分、入室者の質も高く、落ち着いた空間が保たれているのが印象的でした。
🛫 ラウンジへのアクセス方法
今回、自分は台北桃園国際空港での乗り継ぎ時に、チャイナエアラインのダイナスティラウンジを利用しました。ターミナル1を利用しての乗り継ぎで、搭乗口の近くにラウンジがあったため、アクセスは非常にスムーズでした。
到着後、国際線乗り継ぎ用のセキュリティチェックを通過し、案内表示に従って出発エリアに向かいます。チャイナエアラインのダイナスティラウンジは、ターミナル1の出国エリア、エアサイド側に位置しており、特にAゲート寄りの利用客にとってはアクセス抜群です。

ラウンジの入口はガラス張りで、清潔感があり、チャイナエアラインのロゴとともに「Dynasty Lounge」と書かれているため、すぐにわかります。エスカレーターで少し上の階に上がる構造になっており、空港内を少し見渡せる位置にあるのも魅力です。外光が差し込む開放的な空間なので、入室前から気分が上がりました。
今回のように乗り継ぎ利用の場合でも、出発搭乗券とスカイチーム・エリートプラスのステータスカードを提示すれば入室可能でした。空港のスタッフも慣れているようで、スムーズに案内してもらえたのが印象的です。
注意点としては、チャイナエアライン以外の便で到着した場合や、違うターミナルからの乗り継ぎだと少し移動が必要になります。また、朝の時間帯はチャイナエアラインの便が集中するため、ラウンジ受付で若干待つ可能性があります。
このラウンジは、乗り継ぎの合間にリラックスするには最高の場所です。アクセスのしやすさに加え、表示もわかりやすく、初めての利用でも迷うことはないでしょう。
🍽️ ラウンジの雰囲気と設備
チャイナエアラインの「ダイナスティラウンジ」は、台湾らしい落ち着きと洗練を感じさせる空間でした。自分が利用したのはターミナル1のラウンジで、エントランスを抜けた瞬間に、ほんのりとした木の香りと静かな空気が漂い、一気に気持ちがほぐれたのを覚えています。


廊下とロッカーを抜けると、ダイニングエリアが広がります。
ラウンジ内は、奥に長く伸びた構造で、ゆったりとしたソファ席が並びます。中央付近には明るく広々としたダイニングエリア、その奥にはさらに静かなリラックススペースもあり、利用者の過ごし方に合わせたゾーニングがしっかりなされていました。木目調のインテリアと、ところどころに飾られたアジアンテイストのアートが、台湾の伝統とモダンさを上手く融合させている印象です。

座席は一人掛けのパーテーション付きソファも多く、プライベート感が高め。充電ポートやUSBコンセントがほぼすべての席に設置されており、PC作業をしているビジネスマンや、スマホを手にくつろぐ旅行者が多く見られました。Wi-Fiもサクサクで、動画の再生もスムーズだったのは地味にありがたかったポイントです。

全てのテーブルが埋まっていて、広いテーブルでは相席しているグループもありました。ただし、席の配置やスペースの広さのおかげで、多少人が多くても窮屈な感じはしないでしょう。
🍱 フードとドリンクの内容
チャイナエアラインのダイナスティラウンジで楽しめるフードとドリンクは、台湾らしさと国際線ラウンジらしい多様性がバランスよく共存していました。
自分が訪れたのは午後の乗り継ぎ時間帯でしたが、しっかりとした食事から軽食、スイーツまで充実していて、思わず「ここでのんびりしていきたいな」と思ってしまう内容でした。

まず目に入ったのは、台湾名物の魯肉飯(ルーローハン)。セルフスタイルで、炊き立てご飯にとろとろの豚肉煮込みを好きなだけ盛りつけられるのが魅力です。八角の香りがしっかりと効いていて、ちょっと甘辛な味付けが絶妙。小皿に取り分けながらも、ついおかわりしてしまいました。





ほかにも、ビーフン、春巻き、焼きそば、チャーハンといった中華系のホットミールが数種類あり、温かいものを中心に揃えられていました。特に焼きそばはもっちりとした麺で、日本人の口にもよく合う味わいでした。野菜の炒め物や中華スープも用意されており、ヘルシー志向の人でも安心です。


こちらはヌードルバーと具材です。中華系のラウンジにはよくあるのですが、見かけると1杯は注文してしまいます。






また、サラダバーやパン、チーズ、クラッカーなどの洋風メニューもあり、バランスを取りたい方にはうれしい構成でした。

飲茶など台湾らしい小皿の前菜も並んでいて、どれもひとつひとつが丁寧に作られている印象を受けました。


デザートコーナーも充実していて、黒糖タピオカと台湾ミルクティーのセルフバーやホット仙草ゼリーやなど、台湾スイーツが並びます。


冷たいスイーツの他に、自分の大好きな地瓜球やねっとり焼き芋もあり、お茶やコーヒーと一緒にゆったりと楽しめるのが嬉しいところです。
ドリンクコーナーには、コーヒーマシン(ラテやカプチーノも選べるタイプ)や紅茶、ソフトドリンクのサーバーが並び、さらに冷蔵ケースには缶ビールや炭酸飲料も豊富に揃っていました。





アルコール類はビールが中心でしたが、赤白ワイン、スピリットも数種類。台北でのトランジットの間、フライトまでの時間を美味しく過ごせる、そんな空間になっていました。



🚿 シャワールームとアメニティ
チャイナエアラインの台北・桃園国際空港「ダイナスティラウンジ」には、トランジットや出発前に嬉しいシャワールームの設備も完備されています。自分も今回の乗り継ぎでは、リフレッシュのために利用しました。結果から言えば、非常に満足度の高いシャワー体験でした。
まず、シャワールームの利用方法について。受付カウンターで申し出ると、空き状況を確認した上で鍵付きの個室を案内してくれます。タイミングによっては少し待つこともあるようですが、自分が訪れた時間帯は比較的空いており、スムーズに利用することができました。


全部で2室あるシャワールームの室内はコンパクトながら清潔感があり、ホテル並みの設備が整っています。温度調整しやすいシャワーは水圧もしっかりしていて、長時間の移動で凝り固まった体を一気にリセットしてくれるような心地よさがありました。


タオル類はもちろん、バスマットやヘアドライヤーも完備。バスタオルはふんわりと厚手で、高級感がありました。



また、洗面スペースには歯ブラシやカミソリ、コットン、綿棒といった基本的なアメニティも揃っており、身だしなみを整えるのにも便利です。
乗り継ぎでの疲れを癒し、フレッシュな気持ちで次のフライトに臨むためには、こうした設備は本当にありがたい存在です。時間があるなら、ぜひ利用してほしいラウンジの目玉のひとつだと思います。
😴 仮眠エリアの静けさと快適さ
チャイナエアラインの台北・桃園国際空港ダイナスティラウンジには、利用者がしっかり休息を取れるように設けられた仮眠エリアがあります。一般的なラウンジにある横になれるチェアが並んだスペースとは異なり、このラウンジの仮眠エリアは「個室」スタイルで、プライベート感がしっかり確保されているのが特徴です。


仮眠室は全部で2部屋。それぞれの部屋には1台ずつ、リクライニングチェアが設置されています。チェアはゆったりとしたサイズで、リクライニングを最大まで倒せば、ほぼフラットに近い角度で休むことができます。周囲の音も遮断されており、照明も落ち着いたトーンで、長時間の乗り継ぎや深夜便までの空き時間などに、しっかり体を休めるのにぴったりの空間です。

コンセントがあるのもありがたいです。
トランジット時間をただ過ごすのではなく、しっかり体を休めることで次のフライトへの体調を整えられるという点では、この仮眠スペースの存在はとても大きいと思います。時間に余裕がある人や、長距離便の合間に少しでも横になりたい人にとっては、まさに「神スペース」と言っても過言ではありません。
快適なシャワーと組み合わせれば、台北でのトランジットが一気に「癒しのひととき」に変わるはずです。ラウンジ全体の完成度の高さを象徴するような、素晴らしい設備でした。
まとめ🍱 日本人の舌にも合うフードと、心から休める仮眠エリア
チャイナエアラインのダイナスティラウンジで過ごした時間は、まさに「満足」のひと言に尽きます。特に印象に残ったのが、フードの味と仮眠エリアの快適さでした。海外のラウンジでは、味付けが濃すぎたり、油っこすぎたりと、自分には合わないことも少なくないのですが、ここ台北のダイナスティラウンジでは、そうした違和感を一切感じませんでした。
フードは種類も豊富で、台湾料理を中心に、和食に通じる優しい味付けのメニューが多く、日本人にとって非常に馴染みやすい内容です。たとえば、ほんのり出汁が効いたおかゆや、素朴ながらしっかり味の染みた煮物風の惣菜、あっさりした炒め物など、どれも胃に優しくて、長旅の合間に食べるにはちょうどいいと感じました。温かいスープも常備されていて、ひとくち口に含むだけで、ほっとする味わい。派手さはないものの、丁寧に作られた印象を受け、自分の好みにぴったりでした。
そして、もうひとつの感動ポイントが仮眠エリアです。先に別項目でも触れましたが、実際にその場にいるだけで、「ああ、ここで寝たら絶対に気持ちいいだろうな」と思わせる落ち着いた空間でした。横になれるチェアや静けさ、ほの暗い照明といった要素が絶妙に組み合わさっていて、ただ椅子に座って時間を潰すだけの空港の待ち時間とは次元が違います。
今回は自分は仮眠スペースを利用し、しっかり休むことが出来ました。使わないとしても、その存在に安心感を覚えます。「いざとなったら、あそこで休める」という選択肢があること自体が、旅人にとってどれほど大きな安心材料になるか。体を休めたい時に、あの空間が用意されているという事実が、ラウンジ全体の評価をぐっと引き上げていると思います。
フードと休息。その両方でしっかりと満たされたこのラウンジは、日本人にとって「居心地のいい場所」として強くおすすめできます。次回も台北経由の旅があるなら、また必ず立ち寄りたいと思える、そんなラウンジでした。

さすが食の国、台湾。どのラウンジのご飯も美味しいです。ここはまた訪れたい場所となりました。
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