【ムンバイ・チャットラパティ・シヴァージー国際空港(BOM)国際線T2国際空港 Loyalty Lounge 】ラウンジレビュー プライオリティパス使用可【2024年12月】

ラウンジ
かなめ
かなめ

かんじんかなめたび かなめです。

2024年12月にムンバイ・チャットラパティ・シヴァージー国際空港(BOM)国際線の第2ターミナル「Loyalty Lounge」を利用しましたので、ご紹介。

【基本情報】ラウンジの場所・営業時間

「Loyalty Lounge」はムンバイ・チャットラパティ・シヴァージー国際空港(BOM)の第2ターミナル国際線出発エリアにあります。エスカレーターを上がった制限エリア内の、他の複数のラウンジと並ぶ位置にあり、搭乗ゲートへのアクセスも良好です。営業時間は24時間営業で、深夜便利用者にも安心して利用できるのがポイントです。

【入室条件】誰が利用できる?

「Loyalty Lounge」は、プライオリティパスやラウンジキーなどの会員プログラムに対応しており、対象クレジットカードの提示で利用可能です。また、一部のビジネスクラス搭乗者や、インド国内の銀行系上級カード保有者も対象となっています。エコノミークラス利用でも、条件を満たせば入室可能です。

【ラウンジ内の雰囲気】静かな空間?賑やか?

「Loyalty Lounge」の雰囲気は、正直なところ非常に煩雑でした。入室した瞬間から、人でぎっしり埋まった空間が広がっており、ラウンジというよりは混雑したフードコートのような印象です。

子供たちが数人走り回っていても、注意する大人は誰一人おらず、全体的に落ち着きのない雰囲気が漂っていました。空席は見つからず、数分間立って待った後、ようやく相席で座ることができる程度の混雑具合です。

さらに驚いたのは、足元をゴキブリが走っていたこと。清潔感を求めるには厳しい環境で、これにはさすがに滞在を短めに切り上げたくなりました。リラックスを期待して訪れると、少々がっかりするかもしれません。

【フード&ドリンク】提供内容をチェック

Loyalty Loungeのフードは、可もなく不可もなくといった印象でした。インドらしいスパイシーなホットミールが数種類並んでおり、ベジタリアン向けの料理も多め。ライスやカレー、豆料理などが中心で、味については「ラウンジの軽食」として期待しすぎなければ十分満足できるレベルです。

また、パン類やカットフルーツスイーツも一通り揃っており、選択肢としてはそこそこ。ただし補充が追いついていないのか、時間帯によっては品切れになっているメニューも目立ちました。

ドリンクは、セルフサービスのソフトドリンクと紅茶、コーヒー。アルコールの提供はありませんでした。とくに印象に残る料理はないものの、「とりあえず小腹を満たす」という目的なら、最低限の役割は果たしていると感じました。

【シャワールーム】利用不可。長時間トランジットには不向き

シャワー設備はありません。

加えて、トイレの清掃状況も芳しくなく、利用者が多いためか、床が濡れていたり紙が散乱している場面もありました。混雑による影響なのかもしれませんが、設備の管理という点ではやや物足りなさを感じました。

空港ラウンジは「一息つける快適空間」であるべきだと思っていますが、この点においては少し期待外れだったのが正直な感想です。

【Wi-Fi・設備】インドの空港Wi-Fi、接続には注意が必要

ムンバイ国際空港では、無料Wi-Fiサービスが提供されていますが、接続にはインド国内の携帯電話番号が必要です。

Wi-Fiに接続するには、端末のWi-Fi設定で「#FreeWiFiByAirport」ネットワークを選択し、ブラウザを開くとログインページが表示されます。ここで、有効な携帯電話番号を入力し、SMSで送られてくるワンタイムパスワード(OTP)を入力することで、インターネットに接続できます。

しかし、日本の携帯電話番号ではOTPを受信できない場合があり、実際に自分も接続できませんでした。これは、インド政府の通信規制により、ユーザーの身元確認が求められているためです。

インドのSIMカードを持っていない場合は、空港内のインフォメーションデスクでパスポートなどの身分証明書を提示し、Wi-Fiアクセス用のOTPを発行してもらう必要があるようです。この手続きは時間がかかることがあるため、出発前にモバイルWi-Fiルーターや国際ローミングサービスを利用することを検討すると良いでしょう。

なお、無料Wi-Fiの利用時間は制限されている場合がありますので、長時間の利用を予定している場合は、有料のWi-Fiプランを購入することも選択肢の一つとのことです。

【実際に使ってみた感想】空港制限の中で“仕方なく”使う場所

ムンバイ国際空港では、国際線搭乗時に出発の3時間前にならないと空港内に入れないという制限があるため、空港で長時間過ごす機会はあまりありません。その限られた滞在時間の中で、他に入室可能なラウンジがない場合に、やむを得ずこの「Loyalty Lounge」を利用する、という感覚が正直なところです。

ラウンジ自体は常に混雑していて騒がしく、快適さとは程遠い空間でした。雰囲気を楽しむ余裕はなく、「とりあえず座れて、軽食をつまめる場所」として割り切るしかありません。食事も特別おいしいわけではなく、Wi-Fi接続も不便。次に来たとしても、他の選択肢がなければまた入るかな…という程度の満足感でした。空港制限とサービス内容を考えると、期待しすぎず最低限の休憩所と捉えるのが無難です。

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