
かんじんかなめたび かなめです。
2024年10月にスワンナプーム国際空港のRoyal Silk Loungeを利用しましたので、ご紹介。
【基本情報】ラウンジの場所・営業時間
名称:Royal Silk Lounge(ロイヤルシルクラウンジ)コンコースD
空港:バンコク・スワンナプーム国際空港(BKK)
ターミナル:コンコースD(国際線出発エリア)
運営会社:タイ国際航空(Thai Airways International)
営業時間:午前5時~翌午前2時
主な利用対象者:タイ国際航空およびスターアライアンス加盟航空会社のビジネスクラス利用者、スターアライアンスゴールド会員(搭乗クラス問わず)
【ラウンジ内の雰囲気】静かな空間?賑やか?

このラウンジを利用したのは深夜1時頃。バンコク・スワンナプーム空港の終電もとっくに過ぎた時間帯ということもあり、ラウンジ内は非常に静かで、まるで貸切のような空間でした。照明はやや落とし気味で、落ち着いたトーンのインテリアが全体を包み、旅の疲れをゆっくり癒すのにちょうどよい雰囲気です。さすがはタイ国際航空が運営するラウンジといった印象で、派手さこそないものの、細部まで丁寧に整えられており、上品さを感じました。

ソファ席は幅が広く、座り心地もよくて深く沈み込むような感覚。体を預けてしばらくぼーっとしているだけでも、長旅の緊張がふっと和らぐような気がしました。利用者が少なかったためか、静けさがより一層際立ち、搭乗前のひとときとしては理想的な環境だったと思います。窓際の席からはターミナルの夜景をぼんやりと眺めることもでき、まるで深夜のホテルラウンジのような居心地でした。
スタッフの方々も控えめながら常に目を配っており、空いたお皿やカップはすぐに片付けてくれるなど、ホスピタリティ面も申し分なし。タイらしい穏やかさと丁寧さが感じられて、心地よく過ごすことができました。
時間帯によっては混雑していることもあるようですが、少なくとも自分が訪れた深夜帯は、静けさを求める人にとってかなり穴場な時間帯かもしれません。ラウンジ自体も広めなので、多少の混雑があっても圧迫感は少なそうです。
【フード&ドリンク】提供内容をチェック
深夜の静かなラウンジで、ほっと一息つけるひととき。そんな中で楽しめたのが、このラウンジのフードとドリンクです。全体的には控えめながらも、品数はしっかり揃っていて、時間を問わず軽く食事を済ませたい方にも十分対応できる内容でした。







ホットミールは中華やタイ料理を中心としたラインナップで、炒め物やご飯もの、スープなどが数種類用意されています。深夜帯でも温かい料理が補充されていたのは嬉しいポイント。小腹がすいたときにはありがたい存在です。サンドイッチやカットフルーツ、サラダなどの軽食も並び、幅広い好みに対応している印象を受けました。





特に目を引いたのは、デザートコーナーにあったハーゲンダッツのアイスクリーム。自分はストロベリー味とチョコレート味をいただきました。どちらも濃厚で、冷凍庫から出し立ては硬いのですが、数分置くとスプーンを入れるとすっとすくえる柔らかさになり、旅の疲れを癒すご褒美のような美味しさでした。

ドリンク類も充実しており、アルコールはもちろん、ソフトドリンクも各種そろっています。特に印象に残ったのが、新鮮なフルーツスムージー。ミックスジュースのような甘さ控えめの自然な味わいで、朝や深夜でもごくごく飲めるさっぱり感がありました。市販品とは違い、果物本来のフレッシュさが感じられて、気持ちもリフレッシュできる一杯でした。






全体として、派手さはないものの、どれも丁寧に用意されていることが感じられる内容でした。しっかり食事をしたい方にも、ちょっとしたデザートや飲み物でくつろぎたい方にも、それぞれに応じた選択肢が用意されている、バランスの取れたフード&ドリンクです。
【Wi-Fi・設備・シャワールーム】作業環境やリラックススペース
Wi-Fi接続:ラウンジ内では無料のWi-Fiが提供されています。接続方法はシンプルで、受付で渡されるログイン情報を使用してアクセス可能です。速度も安定しており、メールチェックやウェブ閲覧、軽い動画視聴など、出発前の時間を有効に活用できます。
作業スペース:ラウンジ内には、6台のPCが設置されたインターネットコーナーがあり、急ぎの作業や情報検索に便利です。また、各席には電源コンセントが配置されており、ノートパソコンやスマートフォンの充電もスムーズに行えます。
リラックスエリア:広々としたソファ席が多数配置されており、深夜帯でもゆったりとくつろげる空間が広がっています。照明はやや落とし気味で、落ち着いた雰囲気の中でリラックスできます。
その他の設備:ラウンジ内には、車椅子対応のトイレやキッズコーナーも設けられており、さまざまな利用者のニーズに対応しています。
シャワー設備:シャワー設備はありません。シャワーを利用したい場合は、同じタイ国際航空が運営する「Royal Silk Lounge コンコースC」や「Royal Orchid Lounge コンコースE」など、他のラウンジの利用すると良いかと。
【実際に使ってみた感想】満足度を正直レビュー
バンコク・スワンナプーム国際空港(BKK)はこれまで20回以上利用しており、タイ国際航空の「Royal Silk Lounge」も何度もお世話になってきました。中でも今回は、眠気と戦いながらもハーゲンダッツのために深夜1時頃にラウンジを訪れました。
ラウンジ内は照明が抑えられており、利用者もまばら。騒がしさとは無縁の静けさに包まれた空間で、広めのソファ席に腰を下ろすと、それだけでホッとする心地よさがあります。ベリースムージーは見た目にも鮮やかで、しっかり果実感があって美味しく、身体に染み渡るようでした。
今回このラウンジを選んだのは「ラウンジホッピング」が目的だったこともありますが、空いている時間帯に、静かな空間で好きなアイスクリームをゆっくり味わえる贅沢さは、まさにこのラウンジならでは。派手さや豪華さはないものの、バンコクの深夜にほっと一息つける安定の存在として、やはり信頼のおけるラウンジだと感じました。
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