
かんじんかなめたび かなめです。
これまで60か国以上訪問して年間の半分以上を海外で過ごす自分ですが、初の海外での通院です。
はじめに:旅にトラブルはつきもの
どんなに旅慣れていても、海外では予期せぬトラブルに見舞われることがあります。特に体調不良は、一人旅をしているときほど堪えるものです。今回は、インド・ベンガルール(旧バンガロール)で体調を崩し、病院を受診した体験についてお話ししたいと思います。
生水には注意――これは旅人にとって常識とも言えるアドバイスです。もちろん自分も十分気をつけていました。ペットボトルの水だけを飲むようにし、屋台などの飲食は避け、まだレストランでの食事しかしていませんでした。旅の序盤だったこともあり、慎重に過ごしていたつもりです。
今回は成田空港からの深夜便でベンガルールに到着。1日目はホテルにチェックイン後、周辺を軽く散策しました。近くのスーパーマーケットでペットボトルの水を購入し、夕食には評判の良いレストランでチキンビリヤニをいただきました。インドらしい香辛料の効いた味がとても美味しく、旅のスタートとしては上々の滑り出しでした。
2日目はKRマーケットを訪れ、地元の活気ある雰囲気を満喫。ホテルの朝食は、イドゥリ(蒸しパンのような南インド料理)、ワダ、カレー、フルーツ、ヨーグルト、そして甘いマンゴージュース。どれも南インドらしい味わいで、気に入って毎朝しっかり食べていました。
ところが、3日目の朝――この日もいつもの朝食を食べたあと、急にお腹の調子がおかしくなりました。水のようなものが出て止まらず、力が入らずベッドから起き上がるのもつらい状態に。これまで何度もインドを旅してきましたが、こんなに急激に体調を崩したのは初めてのことでした。
海外旅行保険デスクに電話
体調不良が続き、3日目はほとんどベッドから動けない状態でした。自然回復を期待して休んでいましたが、翌4日目になっても1時間ごとにトイレに駆け込まなければならず、倦怠感も強まるばかり。これ以上の我慢は危険だと判断し、ついに病院を受診することを決めました。
今回、頼ったのはクレジットカードに付帯している海外旅行保険です。電話番号は事前に控えていたので、すぐに保険会社の海外緊急サポートデスクに国際電話をかけました。こういったとき、日本語で対応してもらえるのは本当にありがたいものです。
電話はすぐにつながり、オペレーターに現在の症状や滞在先ホテルの情報を伝えました。すると、「まずはカード会社にて保険の利用条件を満たしているか確認しますので、2時間ほどお時間をいただきます」との案内。思っていたよりもスムーズで、少しほっとしたのを覚えています。
あらかじめ自分でも病院を調べており、滞在中のホテルから比較的近く、日本語のヘルプデスクがある病院を見つけていました。そのことを伝えると、「そちらで問題なければ、そこの予約を優先して手配します」と対応してくれたのです。
実際には予定より早く、1時間半ほどで折り返しの電話が入り、「本日中にその病院での診察予約が取れました」とのこと。ホテルからの移動手段や受付方法、必要書類についても丁寧に説明があり、とても安心できる対応でした。
ベンガルールの病院受診体験
日本語対応のある病院「Sakra World Hospital」
今回診察を受けたのは、ベンガルールの総合病院Sakra World Hospital(サクラ・ワールド・ホスピタル)です。日本語で対応してくれる「ジャパニーズヘルプデスク」があることで、インド在住の日本人や旅行者の間でも評判の病院です。滞在先のホテルからも近く、クレジットカード付帯保険のサポートデスクに希望を伝えると、快く手配してくれました。
Uberでの移動も保険対応
事前に「Uberでの移動も保険の補償対象内です」と案内を受けていたため、安心して配車。こうした細かな点までサポートがあると、慣れない海外でも気持ちに余裕が持てます。
セキュリティと日本語対応に驚き



病院に到着すると、入り口ではセキュリティチェックがあり、施設全体の管理がしっかりしている印象を受けました。そして建物に入って右手に進むと、目に飛び込んできたのは「ジャパニーズヘルプデスク」と書かれた大きなカタカナの看板。思わず「ここは本当にインドか?」と疑うほどでした。

対応してくれたスタッフは流暢な敬語の日本語。すぐに日本人担当の方が現れ、パスポートを渡して病状を説明。とても丁寧で、体調不良の中でも安心できる対応でした。

診察前の手続きもすべてお任せ
まもなく、担当の方に付き添われて2階の受付へ案内されました。


受付や支払いなどの煩雑な手続きはすべて代行してくれ、英語に自信がない方でも全く問題ありません。今回は当日予約で無理に入れてもらった形だったので、1時間ほどの待ち時間がありましたが、事前に案内があったため納得して待つことができました。

通訳付きで安心の診察
いよいよ診察室へ。担当の方が医師との通訳として同席してくれたことで、安心して診察を受けられました。自分もできる限り英語で症状を説明しましたが、すぐに補足してもらえる環境は本当にありがたかったです。
診断結果は「季節性の食中毒」。担当の方いわく、「これはインドに来た誰もが通る道です」とのこと。少し気が楽になったのを覚えています。
入院は辞退、処方された薬は5種類
医師からは入院の提案もありましたが、ネット上で「病院食もスパイシーなカレー」という情報を見ていたこともあり、ここは辞退。短期旅行中ということもあり、薬での治療を選びました。

処方されたのは全部で5種類の薬。抗生物質、胃薬、下痢止め、水に溶かすポカリスエットの粉末など、しっかりとした内容でした。体調が優れないときに甘くて飲みやすいポカリの粉は、特にありがたかったです。
自由に使える食堂兼カフェも
病院スタッフ、付き添いの方、患者本人も自由に利用できるカフェテリアが1階受付付近にありましたので、簡単にご紹介。



プレートで150ルピー(300円ほど)。なかなか美味しそうで、この身体でなかったら注文したかったです。
日本語対応がある安心感と、清潔で整った設備
Sakra World Hospitalでの受診を通して最も印象に残ったのは、言葉の壁を感じさせない日本語対応と、病院全体の清潔感・整備の行き届いた印象でした。異国の地で体調を崩すことは不安が大きいものですが、今回は対応してくださった日本人スタッフの丁寧なサポートのおかげで、気持ちまで落ち着くような安心感を得ることができました。
また、セキュリティのしっかりした環境や、丁寧な診察、処方内容など、医療体制にも信頼が置けると感じました。今回の体調不良はつらい経験ではありましたが、それ以上に「この都市には、もしもの時に頼れる場所がある」という確信が得られ、ベンガルールを訪問するための安心感が増しました。むしろこの体験を経て、またこの都市を訪れたいと感じるほどです。
診察費用と保険のカバー内容
キャッシュレスで受診可能な安心感
今回利用したSakra World Hospitalでは、クレジットカード付帯の海外旅行保険により診察費はキャッシュレス対応でした。受付や診察、処方薬まで、現地での支払いは一切不要だったため、体調が優れない中でも非常に助かりました。
こうしたキャッシュレス医療サービスは、渡航先での医療費の心配を軽減してくれます。
自己負担はUberのみ
唯一の自己負担は病院までのUber代のみ。ただし、事前に保険会社から「Uberでの交通費も補償対象」との案内があったため、安心して移動することができました。
後日、領収書を添えて申請すればキャッシュバックされるとのことです。
書類対応もシンプル
帰国後に必要な手続きは、自宅に届く書類に署名と振込先口座を記入して返送するだけとの案内を受けています。複雑な手続きや英語でのやり取りが不要なのは、非常に心強いポイントです。
現時点ではまだ帰国前のため詳細な記入内容や振込時期は不明ですが、実際に書類が届いたら本記事に追記する予定です。

しかし、悲劇はここから始まるのでした…。次回、入院編に続く!
体調を崩しやすいことで有名なインド旅。自分にとっては海外旅行保険が欠かせません。
今回の旅でも例にもれず、自分も保険のお世話になることになりました…。
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特別な手続きなしで補償が受けられるので、いざという時の安心感が全然違いました。
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今回の旅では体調を崩し、入院をすることになってしまいました。その際、なんと日本で入っていた医療保険の入院給付金の対象になることが分かりました。
自分も実際に給付金を受け取ることができ、大変ありがたかったです。こうした経験をきっかけに、改めて自分の保険内容を見直すことに。
その際にファイナンシャルプランナー(FP)に相談して、自分に合った保障内容をじっくり考える良い機会になりました。参考になったのが以下のサービスです。
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