
かんじんかなめたび かなめです。
インド最終日。空港の喧騒を抜け、1H席に腰を下ろしたとき、ようやく“帰る実感”が湧いてきました。
フライト基本情報(NH830便について)
搭乗したのは、ANAの成田行き深夜便 NH830便。
インド・ムンバイのチャットラパティ・シヴァージー・マハーラージ国際空港(BOM)を出発し、成田空港(NRT)へ向かう約8時間半のフライト。
機材はボーイング787-8。ANAの中長距離線でよく使われている機材で、ビジネスクラスは1-2-1配列のスタッガードシート。今回はその最前列、1Hを選びました。

出発は現地時間の20:00、日本到着は翌日8:35の予定。
「インド最後の夜を機内で過ごす」という、ある意味“旅の締めくくり”にふさわしい便でもあります。
搭乗・ウェルカムドリンクと機内の様子
出発時刻の約1時間前、ゲートが静かに開きます。
ムンバイの夜便らしく乗客の数はそれほど多くなく、ビジネスクラスの搭乗はスムーズでした。搭乗口でパスポートと搭乗券を確認され、すぐ機内へ。
今回の座席は最前列の1H。
右側の通路側で、壁を背にする形。目の前がギャレーなので少し気になるかと思いましたが、実際にはそれほど騒がしさを感じることはありませんでした。
座席に荷物を置いてひと息つくと、すぐにCAさんが丁寧に挨拶に来てくれました。
「ようこそANAへ。お飲み物は何かお持ちしましょうか?」
選べるのはシャンパンかオレンジジュース。自分はいつも、オレンジジュースをお願いします。

座席周りのチェックをしながら出発の準備を整えると、ようやく「旅の帰路に就いた」という実感が湧いてきました。
ANAビジネスクラス 座席1Hのレビュー(B787-8)
今回の指定は1H席。ANAのボーイング787-8型機におけるビジネスクラス最前列の窓側シート。
1-2-1配列のスタッガード仕様で、プライバシーが高く、足元も広め。

目の前には壁(バルクヘッド)とギャレーがあるが、カーテンで仕切られているため視線は気になりません。それよりも前に他の乗客がいないことで、圧迫感がなく静かな印象でした。
座席はネイビーブルーを基調としたシンプルなデザイン。
着席すると、すでにアメニティセット・ヘッドホン・ブランケットが用意されていました。
足元スペースは広く、窮屈さはゼロ。特に1Hは最前列なので、フルフラットにしたときの圧迫感が少ないです。

座席左側にはテーブル・収納棚・コンセント・USBポート・コントローラー類が集約されていて、機能性も◎。
サイドテーブルは飲み物やスマホを置くのにちょうどよく、フライト中も何度か活用しました。
窓は3枚分にまたがっており、開放感も充分。
ただ、夜便ということもあり、すぐに電子シェードで暗くなりました。
機内に入ってからすぐに感じたのは、この1H席は“安心できる個室感”があるということ。
音も光もあまり気にならず、食事のあとすぐに休みたい人にとっては、まさに理想的な位置だと感じました。
機内食(夕食)とドリンク
離陸からしばらくして、ゆっくりと機内サービスがスタート。
今回は洋食をチョイスしましたが、「パンよりご飯派」としてはやはりご飯が恋しい…。
そこで思い切って、パンを白米と味噌汁に変更できるか聞いてみたところ、
「かしこまりました。ご用意いたしますね。」
…という、嬉しい返答。ANAの柔軟な対応に感謝。
まず前菜には、チーズの盛り合わせとアプリコットのドライフルーツがサーブされました。シンプルながらどれも上質で、ワインが欲しくなるような味わい。チーズはセミハード系とブルーチーズが中心で、果実の甘みとのバランスも良好。

メインはジューシーに焼き上げたハンバーグで、甘辛のソースがご飯との相性抜群。
添えられた野菜も色鮮やかで、見た目以上にしっかりとした味付け。特にズッキーニとヤングコーンがいいアクセントになっていました。

副菜は海老のソテーとほうれん草のグラタン風、ラタトゥイユ風の温野菜。
機内食とは思えないクオリティで、食感も味もちゃんと“できたて感”があるのが驚きでした。
お味噌汁はしっかりと出汁が効いていて、夜のフライト中に身体をゆるめてくれる一杯。
この組み合わせ、個人的には大正解でした。

そして到着前の軽食タイムには、ハーゲンダッツのバニラアイスとカットフルーツの盛り合わせが提供されました。ハーゲンダッツは鉄板の美味しさで、食後の口直しにもぴったり。フルーツはメロン、すいか、ドラゴンフルーツなど、種類も彩りも豊かでした。
アメニティ・機内Wi‑Fi・エンタメ事情
アメニティ
搭乗時には、アメニティポーチ、アイマスク、耳栓、歯ブラシなどが配布されました。
最近はこのような衛生グッズの提供が標準化していて、“あると嬉しい”ひとときを演出してくれます。深夜便で寝つきやすくする配慮としても使用できました。
無料Wi‑Fiサービス(ビジネスクラス限定)
今回、ANA国際線のビジネスクラス搭乗者として無料Wi‑Fiバウチャーを受け取りました。搭乗前にメールで送られてきたバウチャーコードをアプリまたは機内ブラウザで入力し、接続しました(接続は1デバイスのみ)(ana.co.jp)。


接続自体はできましたが、かなり遅めの速度で、画像読み込みに時間がかかったり、SNSやメール添付ファイルなどには難儀しました。残念ながらスピードテストは接続エラーで記録できず…。とはいえ、簡単なメールやテキストチャット(LINE等)はなんとか使えるレベルでした(実用ギリギリ)。
エンターテインメント(ANA SKY CHANNEL)
座席モニターやANAアプリ「MY SKY CHANNEL」を通じて、以下のコンテンツが利用可能でした(ana.co.jp):
- 映画(ハリウッド/邦画/国際映画など)
- 海外ドラマ、バラエティ、アニメなどテレビ番組
- 音楽/オーディオプログラム(Spotify風の歌、クラシック、落語、日本の伝統芸など)
- SNS感覚で楽しめる ANAオリジナルチャンネルやスポーツ番組
- フライトマップ(リアルタイムの飛行経路追跡)も標準搭載
画面の反応は比較的スムーズで、遅延なくタップに反応。ただし、「見たい新作映画があるか?」という点ではやや控えめな印象です。

自分はいつものようにフライトマップに集中。飛行中の位置、高度、残り時間などを確認していると、落ち着いて過ごせました。
【シートの快適性と就寝タイム】脚を伸ばせるありがたさを実感
今回のフライト時間は約8時間。やはりこのクラスの最大の魅力は「フルフラットになるシート」です。
離陸後、軽食とドリンクをいただき、しばらく機内エンタメを楽しんだ後、シートをベッドモードに。完全に水平になるので、腰や足に負担がかからず、まるで小さなカプセルホテルのような感覚。枕とブランケットも心地よく、アイマスクをしなくてもすぐに眠りに落ちました。
結果、約3時間はしっかり熟睡。うとうとしていた時間も含めれば、体感では5時間近く身体を休めることができました。普段のエコノミーではあり得ない、深い睡眠です。
「脚を伸ばせるだけで、これほど違うのか」と実感した瞬間でもありました。到着後の疲労感も少なく、翌日の行動にも差が出ます。
成田到着と降機時の様子
定刻どおりに成田空港へ到着。深夜便とはいえ、入国審査はスムーズで、待ち時間もほとんどありませんでした。
ANA運航便での到着ということで、到着後はアライバルシャワーの利用が可能。今回はANAアライバルラウンジではなく、成田空港到着エリアにある成田空港のシャワー室のみの利用でしたが、それでも汗を流してさっぱりできるのは本当にありがたいサービス。

深夜明けの身体に、シャワーのひとときは格別。詳細については、別記事であらためてレビューします。
今回のインド旅で感じたのは、旅慣れてきた今でも、やっぱり予期せぬトラブルは避けられないということ。だからこそ、出発前に「万が一の備え」は本当に大事だなと、身をもって感じました。
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