タイ観光で外国人でも使えるキャッシュレス!「tagTHAi easy pay」でQR決済デビュー【2025年最新版】

タイ
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かなめ
かなめ

かんじんかなめたび かなめ です。

今日は「tagTHAi easy pay」を実際利用してみたレビューです。

はじめに ─ タイ旅行で感じる「現金社会」の壁と変化

タイは近年キャッシュレス化が急速に進んでおり、街のコンビニやショッピングモール、カフェやレストラン、果ては屋台までもがQRコード決済に対応している姿を見かけるようになりました。タイ人であればモバイルバンキングや「PromptPay(プロンプトペイ)」などのシステムを通じてスムーズに支払いができる環境が整っています。

しかし、旅行者にとっては別の話です。
以前までは一部のタイの銀行で外国人旅行者が口座を開設できる方法もありましたが、規制強化により2024年以降は一時滞在の旅行者が口座を作ることが難しくなりました。そのため、「QR決済ができるのに、自分だけ現金しか使えない」という場面に不便を感じた方も多いのではないでしょうか。

そんな中、タイ政府が観光客向けに展開しているアプリ「tagTHAi(タグ・タイ)」に新たに登場したのが、旅行者でも使えるQR決済機能「easy pay」です。
銀行口座不要で、アプリとクレジットカードを紐づけるだけで利用できるこの機能は、まさに旅行者のための救世主的存在。

この記事では、実際に登録して使ってみた経験をもとに、「easy pay」の使い勝手やメリット、注意点などを詳しくご紹介していきます。
「できるだけ現金を使いたくない」「タイ旅行でもキャッシュレスを実現したい」「どれくらい使ったか把握しておきたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

『tagTHAi』って何?旅行者向けの万能アプリ

「tagTHAi(タグ・タイ)」は、タイ政府観光庁(TAT)が公式に提供している旅行者向けの統合アプリです。2020年代から徐々に整備が進められ、特に2023年以降、観光再開と同時に大きく注目されるようになりました。

このアプリの目的は、訪タイ外国人が「より便利に」「より深く」タイを楽しめるようにすること。アプリ1つで観光、交通、チケット予約、特典、支払いなどが完結するように設計されています。

主な機能一覧:

  • 観光スポット・イベント情報の検索
  • 割引特典のある提携施設情報
  • eチケットの購入・表示
  • タイ国内の交通(鉄道・バス)の案内
  • 現地ツアーの予約
  • デジタル観光パスの提示
  • そして今回紹介する、QR決済ができる「easy pay」

特に「easy pay」は、2024年後半に追加された比較的新しい機能で、外国人旅行者でも銀行口座なしにQRコードでの支払いができるという、タイ旅行の「不便さ」を一気に解消してくれる存在です。

なお、「tagTHAi」はiOS/Android両方に対応しており、アプリの言語設定を英語にすれば迷うことなく利用できます。日本語には完全対応していないため、英語での操作にある程度慣れていると使いやすいでしょう。

■ 実際の流れと注意点

  1. 該当ブースでパスポートを提示してPAY&TOURプリペイドカードを取得
  2. 日本円や米ドル、ユーロなどを現地バーツに両替
  3. 両替したバーツをその場でeasy pay用にチャージ(トップアップ)
  4. 登録した参照番号やPINを使い、アプリにチャージ残高が即時反映

▶ 登録は無料/カード・手数料も原則不要で利用可能です

登録から利用開始までのステップ

「easy pay」は、アプリ「tagTHAi」内で利用できるキャッシュレス決済機能です。登録と利用には、少し手順がありますが、以下のステップを踏めばスムーズに始められます。

ステップ1:アプリをダウンロードしてアカウント作成

まず、App StoreまたはGoogle Playから「tagTHAi」アプリをダウンロードします。
アプリ内でアカウントを作成し、「easy pay」のセクションに進みます。パスポート情報の登録が必要です。

ステップ2:カシコン銀行の指定ブースでトップアップ手続き

「easy pay」はオンラインでチャージする仕組みではなく、カシコン銀行の指定ブース(特に空港や観光案内所などにある外国人旅行者向け窓口)で直接トップアップする必要があります

手続きには30分ほど掛かりました。書類にサインすると、VISAのプリペイドカードを渡されます。今後、追加チャージしたい時にはこのカードを持って指定ブースに行きます。
チャージは現金のみで、自分は日本円を持参し、その場で両替 → そのバーツを「easy pay」にチャージするという形で利用を開始しました。

※この際、パスポートの提示が求められます。

ステップ3:アプリに残高が反映されれば利用可能に

チャージが完了すると、アプリ内の「easy pay」ウォレットに即座に残高が反映され、すぐにQR決済で支払いができるようになります。

利用時は、対応店舗の新しいQRコードをスキャンして金額を入力する、もしくは店側が金額を設定し、こちらがスキャンする方式が一般的です。


このように、「easy pay」は完全に現地オフラインでのチャージ前提となるため、対応ブースの場所を事前に把握しておくことがポイントです。

■ カシコン銀行PAY&TOURカード申請・トップアップ可能な代表スポット

  • スワンナプーム国際空港:ターミナル2階と4階
  • ドンムアン国際空港:各ターミナル1階の指定ブース
  • プーケット国際空港などタイ本島主要都市のカシコン銀行両替ブース
  • バンコク市内の商業施設内(MBK、パラゴン、ICONSIAMなど)には両替&チャージ可能ブースあり

■ チェンマイ市内のKBank FXブース(PAY&TOUR対応)

  • Central Festival Chiang Mai:3階No.342‑345のFXブース
  • MaYa Shopping Center(MAYAモール):地上階No.K‑105の両替ブース
  • チェンマイ空港:国際線1階
  • チェンマイ空港:国内線1階

この4スポットがチェンマイでの公式対応ブースです。tagthai.com

このように、チェンマイ滞在中にtagTHAi easy payを使いたい場合は、City CenterやMAYAモール内のブースが現実的なチャージ場所になります。週末や夕方以降は混雑や営業時間確認に注意が必要です。(昼休みがある場合があります。)

実際に使ってみた!フードコートと屋台での支払い体験談

実際に「easy pay」を使ってみたのは、チェンマイ市内のローカル屋台と、大型ショッピングモールのフードコート。いずれもタイ旅行ではよく立ち寄る場所です。

屋台でのQR決済:意外にもスムーズ!

チェンマイのナイトマーケットの屋台では、多くの店に「PromptPay」対応のQRコードが貼られていました。

支払いの際に「Can I pay by PromptPay?」と聞いて、(「スケーンQR?」と伝えた方が通じやすかったです。)自分の「easy pay」アプリでお店に貼ってあるQRをスマホで読み取りると、支払いは即時完了

わずか3秒ほどで「OK」と言われました。金額はアプリにもすぐに反映され、引き落とされた明細も確認できました。

現金要らずで快適!

フードコートでもスムーズ決済 ― 引換カード不要の便利さ

一般的なタイのフードコートでは、専用のプリペイドカードにチャージして支払うシステムが多いですが、「easy pay」があればその手間が不要でした。各店舗のスタッフが金額を端末に入力すると、支払い用のQRコードが即座に表示され、それをeasy payでスキャンするだけで決済完了。

現金の両替やカードのリチャージも不要で、旅行者にとって非常に便利な仕組みだと感じました。

使ってみた感想:タイ語が話せなくてもOK、カードより安心感も

初めて使うときは少し不安でしたが、店側もQR決済に慣れており、外国人でも「easy pay」での支払いに戸惑うことはありませんでした。

  • サイン不要
  • 小銭のやり取りがない
  • スマホ一つでOK

という点が、暑いタイの旅行では非常に助かるポイントです。

5. 「easy pay」のメリット・デメリット

メリット:

  • タイの屋台やローカル店舗でQR決済が可能になる
    従来、タイのQRコード決済は現地銀行口座を持つ人しか利用できませんでしたが、「easy pay」により外国人旅行者でも対応可能な店舗が大幅に増えました。とくに、現金のやりとりが煩雑な屋台や市場で非常に便利です。
  • 両替の手間や現金の管理が減る
    手持ちのタイバーツを気にせず買い物や食事ができ、レートを気にして細かく両替する必要もなくなります。余ったバーツ硬貨を財布にジャラジャラ持ち歩くストレスも軽減されました。
  • アプリは日本語表示対応で操作がわかりやすい
    登録から支払いまで、全体的にインターフェースが親切で、日本語表示に切り替えることもできるため、キャッシュレス初心者にも安心です。
  • 払い戻し可能
    旅行終了後、未使用の残高はKBankの両替窓口でカード残高を同じレートで返金されます。tagthai.com

デメリット:

  • 使えない店舗も一部ある
    古いQRコードを使っている屋台や店舗では、決済ができないことがあります。また、観光地から外れた場所では、まだ対応が進んでいないことも。
  • チャージは空港や特定スポットに限られる
    アプリ内チャージがオンライン決済やクレカ非対応のため、現在はバウチャー購入(現金払い)が必要です。チャージ場所が空港内など限られている点は旅行者にとってやや不便といえます。

↑のQRコードは非対応

↑のように表示されます。

  • 通信量が意外と多く、通信環境に注意が必要
    アプリの動作には意外と大きなデータ通信が必要です。特にWi-Fiがない環境では、読み込みや決済画面の表示に時間がかかることがあります。
    実際に筆者が月2GBの楽天モバイル(海外ローミング)で1ヵ月利用したところ、「tagTHAi」アプリ関連のデータ送受信だけで通信量の大半を消費してしまい、上限ギリギリになるという事態がありました。
    モバイル通信容量が限られている方は、使用頻度とデータ残量の管理に気を配る必要があります。

まとめ:現金不要の旅が実現!QR決済が旅行スタイルを変える

タイで普及しているキャッシュレス決済ですが、これまで旅行者にとっては、「タイの銀行口座がないと使えない」というハードルがありました。しかし、「tagTHAi」アプリ内のeasy pay機能の登場によって、その壁が大きく取り払われました。

実際に利用してみると、屋台やローカル食堂、フードコートといった現金文化が根強い場所でもスムーズに決済が完了。財布を出す必要がなく、スリや偽札などのリスクも減るため、安心して旅行ができるようになります。

もちろん、まだ一部の店舗では使えないケースもありますし、金額入力式のQR決済では支払う前に画面をしっかり確認することが重要ですが、全体としては非常に実用的で便利な仕組みです。

今後ますます広がっていくであろう「旅行者向けキャッシュレスサービス」。タイ旅行では、tagTHAi easy payを活用して、よりスマートで快適な旅を体験してみてはいかがでしょうか。

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