
かんじんかなめたび かなめです。
世界遺産に行くはずが、まさかのフェリー沈没騒ぎに巻き込まれるとは…旅は予想外が面白いです。
朝の南部散策|バナナスムージーからラッシーまで飲み比べ!
5日目の朝は、ローカルバス(6ルピー=約12円)に乗って、ムンバイの南部エリアへ。ムンバイ市街の中でも歴史ある建物や観光名所が集中しており、活気にあふれたエリアです。
まず立ち寄ったのは、道端の小さなスムージー屋。注文したのは、バナナスムージー(50ルピー=約100円)。シンプルながら濃厚で、バナナの甘みとミルクのコクが絶妙にマッチ。朝のエネルギー補給にはぴったりで、空腹の体に優しく染み渡ります。


続いて、定番のサトウキビジュース(25ルピー=約50円)を試してみました。さっぱりとして喉ごしは良かったのですが、個人的には「まぁ、普通かな」という印象。


そして、今回の“飲み歩き”の中でも特に印象的だったのが、ラッシー(30ルピー=約60円)。おそらくこのエリアでは“高級ラッシー”に分類されるタイプで、クリーミーで濃厚。酸味と甘さのバランスも良く、かなり完成度が高かったです。これを目当てにもう一度来てもいいかも、と思わせるレベル。



ローカル感たっぷりの飲み物巡りで、気分も胃袋も上々なスタートとなりました。
🧭エレファンタ島行きフェリー体験
3.1 船の乗り場と乗船料金
エレファンタ島へ行くには、ムンバイ観光の名所「インド門(Gateway of India)」のすぐそばにあるフェリー乗り場から船に乗ります。インド門の目の前にチケット売り場が並んでいて、「エレファンタ」と書かれたカウンターでチケットを購入できます。


チケットは往復で大人約200ルピー(約400円)ほど。※船の種類(普通船 or デラックス船)や曜日によって多少変動あり。出航はだいたい30分~1時間に1本くらいで、朝9時〜午後2時くらいが最終の出航。片道は約1時間です。
ちなみに、島に着いたあとには別途「エレファンタ石窟群」の入場料(外国人は600ルピー)もかかりますのでご注意を。フェリーと合わせると合計で800ルピー以上(約1600円)になります。
出航前に、船の種類(普通 or デラックス)や、帰りの時間帯もチェックしておくと安心です。波がある日はちょっと揺れることもありますが、船旅気分が味わえて、なかなか楽しい移動手段です。
3.2 目の前で起きた衝撃の船の事故
まさか、あんな場面に遭遇するとは思ってもいませんでした。
エレファンタ島行きの船に乗り込もうと、乗船口の前で待っていたときのことです。突然、ざわつく人々の視線の先にあったのは――海に大きく傾いた観光船。すぐ横には、インド海軍のボート。どうやら接触事故が起きたようで、観光船は見る見るうちに水を吸い、沈みかけているように見えました。
幸い、すぐに救助のボートが何隻も駆けつけ、乗客たちは次々と引き上げられていきました。中には荷物ごとびしょ濡れの人もいて、本当に命があって良かった…と、見ているこちらが胸を撫で下ろすほどでした。(13名の方が亡くなったようです…ご冥福をお祈りします)



事故の影響で、私たちの便も1時間近く遅延。でも、こればかりは文句なんて言えません。目の前で“もし自分が1便早く来ていたら”と思うと、正直ゾッとしました。
後から調べたところによると、やはりこの事故はニュースにもなっていたようで、インド海軍の船が観光フェリーに接触したとのこと。海軍のボートが原因での接触というのも驚きですが、それ以上に、沈没するような事故が目の前で起こったことの衝撃は、言葉になりません。
⇒海軍の船が観光船に衝突し転覆、13人死亡 インド(日テレNEWS NNN) – Yahoo!ニュース
旅先での偶然とはいえ、命に関わる場面に立ち会ったことで、移動中の安全や判断力の大切さをひしひしと感じた瞬間でした。
3.3 駆け足になったエレファンタ島観光
ようやく船が出発し、40~50分ほどかけてアラビア海を進んでいくと、視界の先にエレファンタ島が見えてきました。大都市ムンバイからこんなに近い場所に、世界遺産があるなんて不思議な感覚です。
ただ、先ほどの事故の影響で出発が遅れたため、島に到着した時点で滞在できる時間はわずか。最終便の時刻が決まっており、それを逃すと帰れないため、急ぎ足で観光することに。
▼ トロッコもあるが、徒歩も一興
島に上陸するとすぐ、ミニ列車のような観光用トロッコ(10ルピー程度)が走っていますが、今回は時間がないのでスルー。屋台が並ぶ細道を抜け、急いで山道を登っていきます。







石段はなかなか急勾配ですが、両脇には飲み物や土産物を売る屋台がぎっしり。途中にはサトウキビジュースやカットマンゴーを売る店もあり、観光気分が盛り上がります。
▼ 入場料はちょっとお高め?


階段を上がっていくと入場料ブースがあります。ここで支払うのが、
- 外国人料金:600ルピー + 5ルピーの島入場料(合計605ルピー/約1,200円)
なかなかのお値段です。とはいえ、ユネスコ世界遺産に登録された神聖な遺跡群。ここはしっかり払って中へ。

▼ 巨大なシヴァ神の彫刻に圧倒
メインの見どころである第一石窟(Cave 1)に到着すると、そのスケールに驚きました。高さ5メートル以上もある巨大なシヴァ神の彫刻が壁一面に彫られており、空気が一変します。彫刻は5~7世紀ごろのものと言われていて、千年以上の時を超えて今もそのまま残されているという事実に、思わず言葉を失いました。




彫刻には、
- 三面シヴァ神(Trimurti):破壊・創造・維持を表す三つの顔を持つシヴァ神像
- シヴァとパールヴァティの結婚
- 悪魔アンダカを倒すシヴァ像 など
…と、ヒンドゥー教の物語を元にしたシーンが多数。ガイドブックや現地案内板と照らし合わせながら見ていくと、より理解が深まります。
▼ 他の小石窟もちらっとだけ
本来なら他の小規模な石窟群(全部で7つ)もじっくり回りたいところですが、最終船の時間が迫っていたため、今回はいくつかの石窟を外観からだけ眺めて終了。


















島全体の滞在時間は実質1時間未満…。やや物足りなさはあるものの、短時間でもあの巨大な彫刻群に触れられたのは大きな収穫でした。

▼ 実際に訪れるなら…
これから訪れる方は、午前中または午後イチ出発を強くおすすめします。時間に余裕を持って行けば、トロッコに乗ってゆっくり登れますし、売店もじっくり見られます。
また、乗船前の状況に応じて出航が遅れることもあるため、なるべく早めの便に乗っておくのが安心です。



インド門・タージマハルホテル周辺の賑わいとローカルの熱気
エレファンタ島から戻ってきたあとは、すぐ隣にあるインド門(Gateway of India)周辺を散策。日が傾きかけた時間帯、ここはまさに「ムンバイの熱気と人々のエネルギーが集まる場所」と言っても過言ではありません。
▼ イベント?お祭り?大混雑のインド門前
この日、運よく(?)イベントの真っ最中だったようで、インド門の前は地元民でごった返す大賑わい! 音楽が鳴り響き、人々が踊り、屋台が並び、お祭りのような雰囲気に包まれていました。


インドの人々の「とにかく盛り上がるのが好き!」なエネルギーを、肌でビシビシ感じられる時間。
一緒に写真を撮ってくれと話しかけられることも多く、気づけば何人かのインド人ファミリーと記念撮影。みんなフレンドリーで、こちらも自然と笑顔になります。
▼ 絶対に立ち寄りたい「タージマハル・パレスホテル」
インド門のすぐ向かいにあるのが、インドを代表する高級ホテル「タージマハル・パレスホテル」。
外観は、まさに宮殿。ドーム屋根に、白と赤のコントラストが美しく、インドの富の象徴といえる存在です。


宿泊はさすがに予算オーバーですが、ロビーまでは誰でも入れます(セキュリティチェックあり)。
中に入ると、一気に空気が変わる…冷房が効いてるだけでなく、静かで気品のある空間。
これが“インドの超一流”か…と、ちょっと背筋が伸びる体験でした。
▼ 歴史の重みもある場所
タージホテルは、2008年に起こったムンバイ同時多発テロの現場にもなった場所。
今では修復され、美しく再建されていますが、正面には慰霊碑が残っていて、写真を撮る人も多くいました。
エレファンタ島での船の沈没騒ぎを見たあとにここに立つと、何気ない日常がどれだけ奇跡の上にあるかを考えさせられます。
▼ 一息つけるカフェやストリートスナックも充実
ホテル近辺にはおしゃれなカフェも多く、観光の合間にアイスコーヒーやチャイで休憩するのもおすすめ。
一方で、通りを一本入ればローカルな屋台も多数並び、サモサやバジ、パニプリなど定番のストリートフードも楽しめます。



このエリアはまさに「高級」と「庶民」が混在しているムンバイらしいスポット。
散策するだけで、インドの多面性を感じられる濃い時間となりました。
ローカルフードと過去最高のラッシーに出会った夜
ムンバイ観光の一日を終えたあと、ホテルでしばし休憩。
外はすっかり日が暮れ、街は再びローカルの熱気に包まれ始めていました。
そんな中、今夜もローカル食堂で晩ごはんを!
▼ 地元食堂で味わう本場のチキンシチュー&エッグマサラ
今回入ったのは、地元の人で賑わっていた小さなレストラン。



英語表記もほとんどない、完全ローカル仕様のメニューですが、厨房を指差して「これください」で大体通じます(笑)
この日の注文は:
- チキンシチュー
- エッグマサラ
- チャパティ
- 無料のホットチャイ付き
これで 合計208ルピー(約400円)。
あまりの安さに二度見しましたが、料理の味は本格的。
特にチキンシチューは、スパイスの風味がしっかり効いていて、優しい味の奥にじんわりとした辛さが広がります。
チャパティとの相性も抜群で、手が止まらない!
▼ 本日のハイライト:過去最高のラッシーに出会う
そして、夜のお楽しみといえば…ラッシー!
昨日も立ち寄ったお気に入りのラッシー屋さんへ再訪です。
今回は迷わず「フルサイズ(36ルピー 約70円)」を注文。




出てきたのは、トロッと濃厚で、表面にはピスタチオとダヒ(クリーム状の濃厚ヨーグルト)。
「これ、日本のカフェで出したら絶対ヒットするやつ…」と思わずつぶやいてしまうほどのおいしさ。


昨日ハーフサイズを飲んで美味しかったので、今日はフルサイズ。満足感は段違いです。
“高級ラッシー”と呼びたくなる味わい。間違いなく、今までの人生で一番美味しいラッシーでした。


▼ 道ばたの人々と、ムンバイ猫たち
夜の道を歩いていると、所々にゴザや布の上で眠る人の姿が…。
観光地から一本外れるだけで、貧富のギャップが突きつけられるのもまたインドの現実。




その一方で、あちこちに出没する“ムンバイ猫助”たちにも癒されます。
どの子もたくましくて人懐っこく、スパイスの香り漂う街角に、自由気ままな猫たちの姿が妙に似合うと感じます。
こうして、感情も胃袋も満たされたムンバイの夜が更けていきました。
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