
かんじんかなめたび かなめです。
今回のベンガルール行き、JALの直行便(成田→ベンガルール)を利用しました。
せっかくなのでビジネスクラスを手配。JALはよく使っているものの、この路線は初利用です。
はじめに
成田からベンガルール(BLR)への今回の移動は、JALのビジネスクラス利用。
しかも座席は1A、ダイヤモンドメタルの恩恵で最前列を取る事が出来ました。
とはいえ、使われていた機材は B787の初期型。
せっかくのビジネスクラスながら、やや古めの座席と設備というのが正直なところ。
それでも、JALのきめ細やかなサービスは健在で、心地よく過ごせたフライトでした。
そんな搭乗の様子を、実際の体験をもとにレビューしていきます。
今回のフライト情報
【フライト情報】
- 航空会社:JAL(日本航空)
- 便名:JL753
- 機材:Boeing 787
- クラス:ビジネスクラス
- 出発地:成田国際空港(NRT)
- 到着地:ケンペゴウダ国際空港(BLR)
- 出発時刻:18:55
JALダイヤモンドメタルを持っている自分にとっては、この路線は比較的取りやすく、かつ便利な直行便。
ただ、搭乗してみると今回は B787の初期型機材 ということで、ビジネスクラスのシートは最新機材と比べるとやや古さを感じる内容でした。
とはいえ、成田からインドへのダイレクトアクセスは魅力的。
今回は 約9時間半 の空の旅となりました。

搭乗までの流れとラウンジ利用
今回のフライトは 18:55発。
ただ、自分は朝から空港での時間もゆっくり楽しみたい派。せっかくの成田出発、JALファーストクラスラウンジも満喫したかったこともあり、朝一番の7時に空港に到着しました。
ファーストクラスカウンターでチェックイン
まずは JALファーストクラスカウンターで搭乗手続き。
ここはいつ来ても特別感のある空間。ダイヤモンドメタルのステータスもあり、スムーズにチェックイン完了。
そのまま ファストトラックで保安検査へ。朝の時間帯は比較的空いていて、快適に通過しました。
ファーストクラスラウンジ利用
ファーストクラスラウンジは 7時半オープン。
オープンと同時にラウンジに入り、一日ゆったり過ごすことにしました。
今回は詳細なラウンジレビューは別記事でご紹介予定ですが、まずはやはり 「鶴亭」の寿司。
朝から美味しい寿司をいただき、旅のスタートにふさわしい贅沢なひとときでした。

あとはフライトまで、ラウンジ内でPC作業をしたり仮眠室で仮眠を取ったりと、リラックスした時間を過ごしました。
✈️ 今回利用したファーストクラスラウンジはプライオリティパス対象ではありませんが、
自分は旅のスタイルに合わせて、プライオリティパス対応ラウンジもよく活用しています。
世界中1,300か所以上の空港ラウンジが使えるので、トランジットや早朝・深夜便の時など、とても重宝。
海外旅行が多い方には1枚持っていて損はないカードです。
自分は楽天ブラックカード使用中ですが、長らく楽天プレミアムカード付帯のプライオリティパスを愛用していました。楽天ブラックカードは楽天プレミアムカードを利用していると、インビテーションが届きます。
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シート&機内の様子
今回予約したのは1A。

機材は JALのB787初期型、シートは SHELL FLAT NEO。…そう、いわゆるシェル型の斜めフルフラットシートで、ちょっと昔懐かしいタイプのビジネスクラスシートでした。最近のJAL SKY SUITEシリーズに慣れている自分としては、プライバシー感の薄さがまず気になるところです。
横を見れば隣の席、後ろからは普通に人の気配。パーティションは低めで 半オープンカフェ状態 という印象。
ただ、座面の広さとリクライニングの角度 はさすがビジネスクラス。フルフラット になるだけでもありがたいです。寝具類もきちんと用意されていて、写真の通り 枕・ブランケット・アメニティポーチ・ミネラルウォーター が最初からセット済み。
対してテーブルや収納スペースはやや年季を感じます。
特に肘掛け部分やドリンクホルダーの擦れ具合が「ベテラン選手」感を醸し出していました。まぁ、これも味ということで。

【機内食】まさかの和食へ変更、でも満足
今回の機内食は夕方便ということで、離陸後まもなく夕食のサービスがスタート。実は楽しみにしていたのは、事前にメニューで見ていた洋食のステーキ。ところが、まさかの展開が待っていました。
サービス開始前、白いジャケット姿のチーフパーサーから
「和食の魚が食べられないお客様が多く、洋食が足りなくなってしまいまして…。ご協力いただけないでしょうか…」と、申し訳なさそうに打診が。
JALダイヤモンドメタル会員の自分に言うのは、きっと気が引けただろうな…という気持ちもあり、快く和食に変更を了承。こういう場面で気持ちよく協力できるのも、大人の旅のマナーかもしれません。
さて、その和食の内容はこちら。
【夕食】和食のお膳
一の膳は季節感のある前菜盛り合わせ。
見た目にも美しく、ひとつひとつが丁寧に作られていました。折り鶴の箸置きが、JALビジネスクラスに搭乗した感があって嬉しいところ。

【主菜】和風牛肉の焼き物と魚介の煮物
二の膳は、和風の牛肉焼きと魚介の煮物のセット。
ご飯は包み紙に包まれて提供されるスタイルで、開ける楽しみもありました。お味噌汁と香の物もついて、しっかりとした和食の献立に。

正直、変更になっても大満足。JALの和食は安定したクオリティがあり、期待を裏切らない内容でした。ステーキはまた次の機会にお預け、ということで。



むしろ結果オーライ。こういう小さな旅のハプニングも、後から振り返ると良い思い出になるものです。
朝食
すごくお腹いっぱいだったので、おつまみだけ頂きました。


IFE・Wi-Fi状況
機内エンタメ(IFE)については正直あまり使わない派の自分。
昔から 「フライトマップ」ウォッチャー なので、今回も例によって地図画面をずっと眺めていました。映画や音楽はほぼスルー。だからこのあたりの充実度レビューは、他の方にお任せしたいところ。
ただ、画面はきちんとタッチ対応、反応もそこそこ良好。古い機材ですが基本機能はしっかりしています。

それより今回のポイントは Wi-Fi。ビジネスクラスなら無料で使えるというのがやっぱり大きいです。
自分の場合、海外渡航中でも仕事の連絡はリアルタイムで入るので、Wi-Fi無料は本当にありがたいサービス。今回もフライト中にメール返信やちょっとした調べ物など問題なくこなせました。もちろん速度は 地上の光回線とは比べものにならないけれど、それでも 「繋がる」という安心感は大きいものです。「使えると使えないとでは大違い」 というのはまさにその通りで、今やビジネスクラス選びの際にもWi-Fi無料は重要な判断材料になっていると感じます。
【実際に使ってみた感想】古さは否めないが、心のこもったサービスで快適なフライト
今回は JAL787初期型の機材ということで、ビジネスクラスでもプライバシー感はやや控えめ。シート自体の快適性は悪くありませんが、最新の「スカイスイート」などと比べると、やはり時代を感じてしまいます。
特に1-2-1配列ではないので、窓側席でも隣席の視線が少し気になる場面も。「せっかくのビジネスクラスならもっとプライベート感が欲しいな」というのが正直な感想です。
一方で、Wi-Fi無料はやはり大きなメリット。
普段フライト中も仕事の対応が必要な自分にとって、メール返信や簡単な資料確認が問題なく行えるのは非常にありがたいところ。速度は決して高速とは言えませんが、繋がるだけで十分な価値があります。
そして今回最も印象に残ったのは、チーフパーサーの丁寧な対応。
CAさんとの和やかなやりとり、状況を素直に説明してくださった姿勢に、むしろ好感を持ちました。
ビジネスクラスの楽しみはハード面だけではなく、こうした心の通うサービスだな、と改めて実感。到着前にはインドの入国書類が配られ、ペンも貸していただけたので記入もスムーズ。こうした細かな気配りも嬉しいポイントです。

機材の古さという弱点はあるものの、JALらしい安心感とおもてなしの心を感じられる、満足度の高いフライトでした。
📝 次回予告
次回は、ベンガルール空港(BLR)に深夜到着してからの入国審査の流れと、市内中心部まで空港バスで移動する方法について詳しくご紹介します。
初めて訪れる方や深夜便利用の方にもきっと役立つ内容になると思います。どうぞお楽しみに!
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