
かんじんかなめたび かなめです。
インド南部のハブ空港・ベンガルール国際空港で最も多くの旅行者が利用する共用ラウンジが「080 International Lounge」です。深夜発の国際線が多い空港だけに、食事・アルコール・仮眠スペース・シャワーがどこまで充実しているのか気になるところ。今回は自分が実際に訪問し、その実力を確かめてきました。
基本情報
場所
ケンペゴウダ国際空港(BLR)ターミナル2・国際線出発エリア(制限エリア)。出国審査・保安検査後、レベル3(Level 3)に位置しています。案内表示に従って進むとスムーズに到着できます。



営業時間
24時間営業・年中無休。
アクセス対象者
- プライオリティ・パス会員(同日出発便の搭乗券提示が必要、最大滞在3時間)
- Mastercard Airport Experiences / LoungeKey 提携(条件は発行体による)
- ※その他のカード/ドラゴンパス等は、運用が異なる場合があるため当日カウンターの案内に従ってください。
利用条件
- 最大3時間滞在
- 5歳未満は無料(同伴条件あり)
主な設備
- シャワー
- Wi-Fi、フライトインフォメーション、新聞・雑誌、テレビ、空調
- バリアフリー対応
- 無料の靴磨きサービス
- アルコール提供あり(バーカウンターにて有料)
- キッズルーム
- スパ施設(有料)
ラウンジの雰囲気(昼頃の利用)
昼過ぎの時間帯に到着した当初は空いており、好きな席を選ぶことができましたが、座席について間もなくすると次第に混んできました。1皿目を食べ終わる頃にはかなりの混雑ぶりで、ソファ席は埋まり、空きがあっても相席前提という状況でした。スペースそのものは広いものの、オープンフロア型の作りでエリアごとの区切りが少なく、人の密度が高く感じられました。
写真は空室がある頃のものです。



利用者はインド人のファミリー層が中心で、子どもの姿も多く見られました。中には、まだ幼い子どもが靴のままテーブルの上に立ったり座ったりしている光景もあり、日本的な衛生感覚からするとやや驚かされます。スタッフが注意する様子もなく、全体的に「自由度の高いラウンジ」という印象です。
静かに休むよりも、「とりあえず席を確保して食事を済ませる場所」として使う人が多い印象で、ANAラウンジやJALサクララウンジのような落ち着いた雰囲気を期待するとギャップがあるかもしれません。
フード
このラウンジでは、基本的に インド料理を中心としたブッフェ形式 が提供されており、「ライブキッチン」形式の調理カウンターが目玉。行列もできており、自分も早速並びました。

自分はドーサ(南インドのクレープ状の米・レンズ豆料理)をライブキッチンでオーダーしましたが、軽くカリッと焼かれていて、具材や付け合わせも程よく、なかなか満足感のある一品でした。











- ドーサ(Dosa):ライブカウンターで注文可能
- サンバルやチャトニ付きの南インド料理
- ビリヤニ / プラウンビリヤニ
- カレー各種(ベジ/ノンベジ)
- ライス / ロティ類(ナン、チャパティ、パラタ等)
- 温野菜 / 混ぜ物料理
- スナック / 揚げ物(パコラ、サモサなど)
- コールドサラダ / 前菜 / パパド / ピクルス類
- デザート:インド風甘味、プディング、ケーキ類
- パン・ペストリー類(軽めの西洋風軽食も混在)
- フルーツカット類









悪くはなかったのですが、調理の濃さやスパイス感には波があるようにも感じました。
ドリンク
自分は行きませんでしたが、ラウンジ内には アルコール提供カウンター(バー) が設置されていました。まずは料理を食べようと席を取っている間に、混雑していっぱいになってしまったからです。




事前に遠目で確認した限りでは、以下のような一般的なバー構成となっていたようです。
- ビール(インドのキングフィッシャーなど)
- ウイスキー(インド産+スコッチ系)
- ワイン(赤・白)
- スピリッツ類(ジン・ウォッカ・ラムなど)
- カクテル用のミキサー類
特別豪華というわけではないものの、国際線ラウンジとして必要最低限は揃っているようでした。
ソフトドリンク
ソフトドリンクに関しても同様で、以下のようなラインナップがありました。
- 炭酸飲料(コーラ・スプライトなど)
- ジュース(マンゴー・オレンジ・グアバなど)
- コーヒーマシン(カプチーノ/エスプレッソ対応)
- 紅茶・チャイ




ただし、自分としては 甘い飲み物が多すぎるという印象でした。特にジュース類はシロップ感強めで、一通り試したあとは 水で口直しをしていました。


Wi-Fi・電源・トイレなど設備面レビュー【080 International Lounge(BLR)】
Wi-Fi接続は可能。専用端末を使ってログインする方式
ラウンジ内には 無料Wi-Fi が提供されています。空港の共用Wi-Fiとは別にラウンジ専用ネットワークがあり、設置された小型端末や表示用QRコードからログイン情報を取得して接続するタイプでした。



接続速度は一般的なメールチェックやSNS程度なら問題なく使えました。
電源コンセントは「席によってまちまち」
「電源ある?」と気になる方も多いはずですが、全席にコンセントが付いているわけではありません。一部のテーブル席にはありましたが、混雑している時間帯だと空いている席=電源なし、ということも。
確実に充電したい場合は、延長コードやモバイルバッテリーを持参しておくのが安心です。
トイレはラウンジ内にあるが、混雑気味
ラウンジ専用のトイレは併設されていますが、利用者が多く常時混雑している状態でした。清掃自体は行き届いているものの、時間帯によっては空港の共用トイレの方がスムーズに使える可能性もあると感じました。
仮眠スペースや横になれるソファはなし
「寝れる場所ある?」という視点で見ると、このラウンジは完全に“滞在用”で“休息用”ではありません。
リクライニングチェアやフラットソファは見当たらず、椅子で居眠りするのが限界。特に自分の訪問時は 満席に近い混雑状態だったこともあり、とても仮眠ができる雰囲気ではありませんでした。
しっかり横になりたい場合は、空港内の別ラウンジやスリープポッドの利用が現実的です。
シャワー設備(撮影のみ・未使用)
シャワールームは白と黒を基調としたタイル貼りの内装で、高級ホテルのバスルームのような落ち着いた雰囲気があります。シャワーは固定式とハンディシャワーの両方が備わっており、用途に応じて使い分けできる仕様になっていました。
アメニティはシャワージェルとシャンプーが2種類用意されており、見た目にも清潔感がありました。タオル類は入口でリクエストして受け取る形式のようです。








利用はしなかったものの、混雑していたラウンジ内とは対照的に静かな空間だったため、長時間フライト前のリフレッシュには十分使えるクオリティだと感じました。
総評:食事重視ならアリ。静かに過ごしたい人には不向きなラウンジ
080 International Lounge(BLR)は、プライオリティパスで利用できるラウンジとしては食事が充実している点が最大の魅力です。特にインドならではのドーサやカレーなどのライブキッチン系メニューがあるのは大きな強みで、「せっかくインドに来たならローカルフードを楽しみたい」という人にはぴったり。
一方で、時間帯によっては非常に混雑するため、
- 「静かに仕事をしたい」
- 「少し横になって休みたい」
- 「落ち着いた環境でお酒を飲みたい」
といった目的にはあまり向きません。
総じて、「食事するラウンジ」として割り切って使うなら価値ありです。逆に、ゆっくり休みたい場合は、空港内の他ラウンジとの併用も視野に入れるとよいでしょう。
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