✈️【速報】ANAマイル制度が変更!特典航空券を駆け込み発券してみた話

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かなめ
かなめ

かんじんかなめたび かなめです。

ANAマイル制度が変更になりましたので、その説明と自分の考え方と対応をご紹介。

ANAマイル制度変更(2025年6月)

2025年6月24日、ANAのマイル制度が大きく変わりました。自分のように長年ANAマイルを貯めて特典航空券で旅をしてきた者にとって、これは無視できない変更です。

結論から言えば、「改悪」と感じる人も多い内容ですが、視点を変えれば「活用の幅が広がる」とも言える部分があります。ここでは、変更の中でも特に影響が大きい3つのポイントについて、自分なりの見解を交えて紹介したいと思います。

① 片道発券が可能に

まず最も注目されたのが、片道での特典航空券発券が可能になったという点です。

これまでは、ANA国際線特典航空券は基本「往復」での発券が原則でした。そのため、旅程をうまく組めないと無駄に戻りの便を取る必要があったり、片道で発券できる外資系航空会社と比べて使い勝手が悪かったのです。

今回の制度変更によって、ANA便での片道特典発券が正式に解禁され、旅の柔軟性が大きく向上しました。

たとえば、

  • 片道だけマイルで発券し、復路はLCCで戻る
  • 周遊旅行の一部にだけANA特典航空券を組み込む

といった使い方ができるようになり、自分のように世界を自由に動き回る者にとっては、これは歓迎すべき変化です。

② 必要マイル数が大幅にアップ

しかし、ポジティブな変更ばかりではありません。

国際線特典航空券に必要なマイル数が、全体的に引き上げられました。

たとえば、自分が今回発券した「成田〜デリー 往復 Cクラス」は、これまでは55,000マイル+諸税で取れていたのが、制度変更後は80,000マイル+諸税に。実に1.5倍近い値上がりです。

特にビジネスクラスは影響が大きく、これまで「お得ゾーン」とされていたアジア方面のビジネスクラスが、もはや“お得”とは言いがたいレベルにまで改定されています。

これにより、マイルの価値そのものが実質的に目減りしたと感じている方も多いでしょう。

③ 世界一周特典航空券が終了

NAマイル制度の変更点として、もうひとつ話題になったのが、「世界一周特典航空券」の終了です。

この特典は、ANAマイルを使ってスターアライアンス加盟航空会社を組み合わせ、地球をぐるっと回るようなルートを組めるという、ある意味“マイル旅の夢”の象徴的な存在でした。ただ、正直に言えば、自分はこの特典にそれほど興味を持ったことがありません

SNSなどを見ると、「世界一周特典が無くなるなんて最悪」と嘆く声も見かけました。確かに、こういった“夢のある仕組み”が無くなるのは、マイル制度の魅力としては一歩後退かもしれません。

でも、実際にそれを使いこなせる人は限られていたと思いますし、「発券の難易度」や「実際のコスパ」を考えると、廃止も自然な流れだったのかなと感じています。

それよりも、もっと身近に使える「アジアビジネスクラス」や「海外片道特典」のほうが、自分の旅のスタイルには合っていると感じますし、今回の改定ではそちらのほうが影響が大きかったと感じました。

変更前に駆け込み発券

制度変更が正式に発表され、内容を読み込んでいくうちに、
「これは、今動かないと損をするな」と直感的に思いました。
そして自分は、変更前の最終日にANAマイルを使って、成田〜デリー往復ビジネスクラス(C)の特典航空券を発券しました。

なぜ「デリーC」だったのか?

一言でいえば、距離と必要マイル数の“コスパ”が良かったからです。

これまで、ANA国際線特典航空券のアジア路線(Zone 3)は、

  • 成田〜バンコク
  • 成田〜シンガポール
  • 成田〜デリー

などが同じ55,000マイル(往復ビジネスクラス)で発券できました。

でも実際の飛行距離やフライト時間を比べてみると、

  • バンコク:約6時間
  • シンガポール:約7時間
  • デリー:約9時間弱

明らかにデリーが長距離&高単価
同じマイルで、より長く・より快適にビジネスクラスを楽しめるなら、自然とデリーに目が向きます。

加えて、インドは以前訪れたときにまた行きたいと思っていた国。
これを機に「来年の予定をひとつ入れておこう」と考え、発券に踏み切りました。

なぜこのタイミングだったのか?

理由は明確です。
制度変更の翌日から必要マイル数が大幅に上がると分かっていたから。

デリーCの必要マイル数は、

  • 改定前:55,000マイル
  • 改定後:80,000マイル

差は25,000マイル
この25,000マイルがあれば、下手すればもう一回分の何処かへの片道航空券が取れるレベルです。

特典の枠が空いていたのも幸運でした。ANAは330日前から国際線の予約が可能なので、来年分のフライトがすでに対象に。すぐに予約画面を確認し、サーチャージも許容範囲だったため、即決で発券。

迷っている時間はありませんでした。
「行くかどうかは後で決めるとして、取っておくべきだ」と。

結果として、自分は同じ内容の旅程を、後日よりも25,000マイルも安く抑えることができたわけです。これは、長年マイルを使って旅をしてきた中でも、かなり良い“駆け込み判断”だったと思っています。

特典航空券の「コスパが良い路線」を考える

マイルでどこに行くかを考えるとき、自分がいつも重視しているのが「コスパ」、つまり必要マイル数に対して、どれだけ飛べて、どれだけ快適かという観点です。

今回デリーを選んだのも、まさにそれが理由。
同じゾーン内であれば必要マイル数が横並びになる中で、どの路線が一番“おいしい”かを考えるのは、マイラーの醍醐味とも言えます。

同じマイル数でも「距離と時間」がまるで違う

ANAの国際線特典航空券は、ゾーン制(地域別マイル制)を採用しています。
たとえばアジアゾーン3に該当する以下の路線は、変更前なら往復ビジネスクラスが55,000マイルでした。

  • 成田〜バンコク(約6時間)
  • 成田〜クアラルンプール(約7時間)
  • 成田〜シンガポール(約7時間30分)
  • 成田〜デリー(約9時間)
  • 成田〜ムンバイ(約9時間30分)

飛行時間と路線の長さで見れば、インド路線の方が圧倒的に“遠くて長い”。にもかかわらず、必要マイル数は同じ。つまり、時間単位で見たビジネスクラスの“価値”が高いということです。

同じマイル数発券で見た場合「飛行距離が伸びるほど、お得感も増す」というのが自分の基本的な考え方。そういう意味で、インド路線は明らかに“コスパが良い”。

インド路線の「穴場」的魅力

デリーやムンバイといったインド路線は、利用者が限られているのか、特典枠の空きが比較的見つけやすい印象があります。

多分、e-VISAの取得が面倒くさいから観光客需要が育っていないのかな?(笑)

また、ANAのビジネスクラスはハード・ソフト共にレベルが高く、特に長距離区間でその恩恵を強く感じます。

  • フルフラットシート
  • しっかりした機内食
  • 日本発便なら日本語対応の安心感

これを7〜9時間近くしっかり味わえるという意味で、インド路線はなかなかの“狙い目”だと思っています。

自分がマイルで狙う路線の考え方

自分のマイル戦略は、「短距離を何度も飛ぶより、長距離で一発の価値を狙う」スタイルです。

たとえば、

  • アジア内でエコノミー片道を2回発券するより、
  • 同じマイル数でビジネスクラス1回、しかも長距離を取る方が満足度が高い。

もちろん旅の目的によって変わりますが、限られたマイルを最大限活かすなら、「距離・時間・快適さ」のバランスを見て、少しでも“得する路線”を探すのが大事だと思っています。

今後のマイル活用の考え方

ANAのマイル制度が改定され、必要マイル数は上がり、世界一周特典も終了。
「改悪だ」と落胆する声も多く聞こえてきましたが、自分としては、これをきっかけにマイルとの向き合い方を見直すタイミングが来たと感じています。

制度が変わるのは避けられない。だからこそ、変化にどう対応するかが、これからのマイル活用には求められると思います。

「お得さ」よりも「実用性」を重視する

これまで自分は、「どの路線が一番お得か?」「どこまで飛べるか?」という視点でマイルを使ってきました。実際、それで多くの国に飛ぶことができました。

でも今後は、必要マイル数が増えたことで、“お得だから発券する”という判断は減っていくと思います。

代わりに重視していくのは、「自分が本当に行きたい場所に、納得できるマイル数で飛べるかどうか」ということ。たとえ少しマイル数が増えても、それが自分の旅の価値につながるなら十分アリ。そんなふうに考えています。

片道発券の活用で旅の自由度が広がる

今回の制度改定で、ポジティブに評価したいのが片道発券の解禁です。

これによって、

  • 行きはマイルでANA、帰りはLCCや他社の現地発券
  • 複数都市をめぐる周遊型の旅程に、マイルを一部だけ組み込む
  • 中東→アジア、ヨーロッパ→アジアといった単純往復ではない区間を狙う

という、柔軟なマイル活用ができるようになります。

自分としては、今後は「必要マイル数が上がった代わりに、自由度が増した」と捉え、片道特典を上手く使って旅程に組み込む戦略をメインにしていくつもりです。

提携航空会社・国内線の使い道にも注目

ANAマイルは、ANA運航便だけでなく、スターアライアンス加盟の各社でも使えます。これまでも、タイ国際航空やシンガポール航空など、提携便での発券を重宝してきました。

制度が変わっても、海外発券+スターアライアンス便との組み合わせにはまだチャンスがありますし、国内線特典航空券のコスパは依然として高いままです。

地方空港→大都市→海外、という乗り継ぎの中でANA国内線を片道マイルで組み合わせるなど、全体のルートの中でマイルを効果的に使う発想が、これからはより重要になってくるでしょう。

まとめ:変更はチャンスにもなる。上手に活かそう

片道発券が可能になり、必要マイル数は増加し、世界一周特典は終了――。
マイルを軸に旅を組み立ててきた旅人にとって、今回の改定は決して小さな出来事ではありません。

ただ、制度が変わること自体は、これまでも何度もあったこと。
むしろ、「制度が変わらないマイルプログラムなど存在しない」というのが、長年マイルと付き合ってきた中での実感です。

冷静に制度を読み解くことの大切さ

改定=改悪と短絡的に捉えるのではなく、
「何が変わったのか?何が使えるのか?」を一つひとつ読み解いていくことが、マイル活用の第一歩だと自分は思っています。

例えば、

  • 片道発券が使えるようになったことで旅程の自由度が増す
  • ビジネスクラスはコスパの取れる路線に絞る
  • ANA以外の提携航空会社や国内線特典を見直す

など、視点を変えることで、まだまだ「使えるマイルの世界」は広がっているのです。

自分は「変化に合わせて旅を最適化する」

これまでのように、「とにかくお得だから発券する」ではなく、
「今の制度の中で、どんな旅が自分にとって一番価値があるか」を考えていく。
それが、これからのマイル旅の楽しみ方だと思います。

今回の改定前に発券したデリーCのように、
状況を見極めて動けば、まだまだマイルの力は大きい。
むしろ、変化があるからこそ、工夫のしがいがあるのがマイルの世界です。


制度に振り回されるのではなく、制度を読み解いて、旅に活かす。
それが、これからもマイルで旅を続けていく自分のスタンスです。

そしてこの記事が、同じようにマイルを使って旅をしている方の参考になれば幸いです。

かなめ
かなめ

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