
かんじんかなめたび かなめです。
2024年12月にロンドン・ヒースロー空港LHRのBritish Airways Galleries South First Loungeを利用しましたので、ご紹介。
【基本情報】ラウンジの場所・営業時間
ラウンジ名:
British Airways Galleries South First Lounge(ブリティッシュ・エアウェイズ ギャラリーズ・サウス・ファーストラウンジ)
空港:
ロンドン・ヒースロー空港(LHR)ターミナル5(T5)
場所:
・出国審査後、メインコンコース「South Lounges」方向へ進む


・エレベーターでラウンジ階(3階)へ上がると、Galleries Club Loungeと隣接するかたちでFirst Loungeがある
・「First」と表示のある入口が目印

利用対象者:
- BAファーストクラス搭乗者
- ワンワールド エメラルドステータス保有者(搭乗クラス問わず)
※JALダイヤモンド、ANA不可(スターアライアンス系のため)
※プライオリティパスでは利用不可
営業時間:
毎日 05:00 ~ 22:30(フライトスケジュールにより若干前後することあり)
その他:コンコルドルーム(Concorde Room)とは別物で、こちらはFirst Lounge
【ラウンジ内の雰囲気】落ち着いた照明に包まれた静かな朝の空間



訪れたのは朝5時、開場と同時のタイミング。ヒースロー空港はまだ夜の名残を残しており、窓の外はまだ暗く、空港の静けさが際立っていました。
ラウンジ内は控えめな照明で、柔らかい間接光が空間を上品に演出。騒がしさとは無縁の、まさに“ラウンジ”という名にふさわしい落ち着いた雰囲気。





ソファやチェアの配置にもゆとりがあり、朝の静けさと相まって、静かに一日を始めるには最適な環境でした。
時間とともに徐々に利用者は増えていきましたが、ファーストラウンジらしい品のある静寂と余裕ある空間作りが印象的でした。
【フード】季節感あるメニューと上品な味わいをゆっくり堪能
この日は朝一番から夕方近くまでゆっくりと滞在できたこともあり、朝食から昼食、そしてティータイムにかけて、多彩なメニューをたっぷり楽しむことができました。













朝の時間帯は定番のイングリッシュブレックファスト系のホットミールが並び、焼きトマトやソーセージ、スクランブルエッグなどの温かい料理に加え、シリアルやフルーツ、ヨーグルト類も充実。中でも印象的だったのが、ピンクグレープフルーツ。果肉の薄皮がきれいに取り除かれており、酸味と甘みのバランスが絶妙で、ついつい何度もお代わりしてしまいました。

昼食以降の時間帯になると、季節感を感じるクリスマス仕様のメニューが登場。特に芽キャベツを使った料理が印象的で、日本ではあまり登場しない食材ながら、絶妙な火入れと軽い味付けでとても食べやすく、美味しく感じられました。







さらに、ラウンジの一角ではライブキッチンも稼働しており、クリームチーズとスモークサーモンを挟んだベーグルサンドを注文。ふんわりしたベーグルに、塩気の効いたサーモンと滑らかなクリームチーズの相性が抜群で、朝の軽食にも、昼の軽めのランチにもぴったり。


その他にもサンドイッチ、スープ、デリ風の前菜類など軽めの食事も豊富で、つまむものに困ることはありませんでした。ラウンジでこれほど食の楽しみが感じられるのは、さすがブリティッシュ・エアウェイズのファーストラウンジだと実感しました。
【ドリンク】洗練された英国らしさとホスピタリティが光る充実のラインナップ
このラウンジの魅力のひとつが、豊富なドリンクセレクション。特にアルコール類の充実度は、ファーストラウンジならではの品揃えとサービスの質の高さを感じさせてくれました。
◆ アルコール:英国らしい優雅な時間を楽しめる充実のラインナップ
まず目を引くのが、バーカウンター。カウンターに立つスタッフにオーダーするスタイルで、落ち着いた雰囲気の中で、まるでホテルのバーラウンジにいるかのような気分を味わえます。ここでは各種カクテルやスピリッツ、ワインなどが注文可能。






さらに、一部のドリンクはテーブルに備えられたQRコードからオーダーすることもでき、スタッフが席まで持ってきてくれるスタイル。混雑時でもスムーズにサービスが受けられるのが嬉しいところ。
ワインは赤・白・ロゼに加え、シャンパンも複数銘柄を用意。特に印象的だったのが、シャンパンコーナーで、セルフで注げるようになっており、多くのゲストが足を運んでいました。ラウンジによって提供される銘柄は変わることもありますが、筆者の訪問時には以下のようなラインナップでした。
- Laurent-Perrier Brut(シャンパン)
- Chablis(白ワイン)
- Côtes du Rhône(赤ワイン)
- Rosé d’Anjou(ロゼワイン)
また、英国らしくポートワインが用意されていたのは嬉しいポイント。クリスマスの時期だったためか、ホットワイン(Mulled Wine)も提供されており、温かくスパイシーな香りが季節感を演出していました。

















スピリッツ類も豊富で、ジン、ウォッカ、ラム、スコッチウイスキー、バーボンなどをベースにしたカクテルの注文も可能。「ボンベイ・サファイア」や「グレンフィディック」などの定番銘柄も揃っていた印象です。







ビールは冷蔵庫に缶やボトルでストックされており、Heineken、Peroni、London Prideなど英国系から国際ブランドまで幅広い選択肢がありました。



◆ ソフトドリンク:紅茶王国の本領発揮。ジュースや炭酸も揃い満足度高め


ソフトドリンクの充実ぶりも見逃せません。英国のラウンジらしく、まず注目すべきは紅茶のセレクション。Twinings(トワイニング)製のティーバッグが並べられた専用ステーションがあり、その種類の多さは、さすがと言うべきでしょう。
- English Breakfast
- Earl Grey
- Darjeeling
- Peppermint
- Camomile
- Green Tea with Jasmine など
ミルクやレモン、シュガーのバリエーションもしっかり揃っており、自分好みの一杯を丁寧に淹れて楽しむことができます。



コーヒーはエスプレッソマシン完備で、カプチーノやラテなども作れる仕様。クリーミーな泡立ちが心地良く、クオリティも申し分ありませんでした。
ジュース類も複数あり、中でも印象に残ったのはオレンジジュースの新鮮さ。果肉感がしっかりあり、甘すぎずスッキリした味わい。朝の一杯として最適でした。


冷蔵庫には、コーラ、ジンジャーエール、スムージー系のボトルドリンクなども揃っており、ノンアルコール派にも十分に満足できる構成。
ラウンジ全体として、「ただ飲む」だけでなく、「選ぶ楽しみ」が感じられるドリンク体験が提供されていた印象です。次回は、ワインやカクテルをじっくり楽しむのも良さそうだと思いました。
【シャワー】広さは控えめ、機能は十分。必要最低限のリフレッシュ空間
シャワーの利用は、通常ラウンジと同じルームになります。カウンターで受付をして、向かって右側へ向かいます。



このラウンジのシャワールームは、正直に言ってかなりコンパクト。これまで様々な空港ラウンジでシャワーを利用してきましたが、その中でも最も狭いと感じた部類でした。洗面スペースとシャワーブースが一体化した造りで、動線にはやや余裕がなく、大きなスーツケースを持ち込むとやや不便に感じるかもしれません。



とはいえ、機能面では特に問題はなし。水圧も水温も安定しており、短時間でしっかりリフレッシュできる環境は整っていました。ビジネスクラス以上の搭乗前に「一度汗を流したい」「身だしなみを整えたい」といったニーズには十分に応えてくれます。




アメニティについては、必要最低限のものが用意されていますが、特別感はあまりなく、シンプルなビジネス仕様といった印象。タオル類は清潔で吸水性も標準的でした。
全体として、快適さや広さを求めるというよりは、“実用本位”のシャワールーム。混雑のタイミングを避けて利用するのがおすすめです。
【Wi-Fi・設備】機能性は十分、でもトイレにややクセあり?
まずは基本のWi-Fi環境について。接続はスムーズで、動画の視聴やメールチェックも快適に行えました。特に朝の時間帯から夕方まで長時間滞在していましたが、途切れることもなく安定していました。

電源についても、各座席周辺にしっかりと設置されており、スマホやノートPCの充電には困りません。ビジネス利用者が多いのも納得の、作業しやすい環境が整っていました。
ただし、ひとつ気になったのはトイレの仕様。見た目は車いす対応も意識した広めのスペースで安心感があるものの、なんと機内トイレのように「空気で吸い込むタイプ」。陸上のラウンジでこの形式は珍しく、実際に利用してみると少し戸惑いました。
もちろん清潔ではありましたが、「機内で十分…」というのが正直な感想。ラウンジでのリラックス空間にこのトイレ音はちょっと場違いな印象も否めません。他の設備が非常に上質だっただけに、ここだけがやや気になってしまいました。
【実際に使ってみた感想】細部まで行き届いた、満足度の高いラウンジ体験
British Airways Galleries First Loungeは、落ち着いた雰囲気の中に英国らしい上質さが漂うラウンジでした。特に印象的だったのは、細かい部分にまで行き届いた気配りです。
たとえば、ピンクグレープフルーツの薄皮がすべて丁寧に取り除かれていたこと。こうした一手間はなかなか見かけるものではなく、利用者に気持ちよく過ごしてもらいたいという心配りを感じました。
また、バーカウンターの名物「シャンパンコーナー」はもちろん目を引きますが、訪問時には季節感のあるホットワインのサービスも。クリスマス時期らしい演出に、イギリスの文化的な豊かさを感じられました。


紅茶のラインナップも圧巻で、トワイニングのティーバッグは三角タイプの上質なものが採用されており、「本場ならでは」のこだわりが見て取れました。
もちろん、コンコルドルームのような最上級の空間も気になるところではありますが、今回利用したこのラウンジだけでも十分に満足できるクオリティ。落ち着いた空間、美味しい料理とドリンク、快適な設備と、どれを取っても「また利用したい」と思えるラウンジ体験でした。
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